男性も女性も、いつまでも健康でいたいですよね。
ましてや、今では人生100年時代ともいわれるほど。
そこで密に関わってくるのが食べ物です。
雑誌やテレビ番組でも食に関してよく取り上げられていますよね。
ここでは毎日食べた方がいい食べ物と、体に悪い食べ物を紹介していきます。
健康だけでなく、美肌におすすめの食べ物もありますので、ぜひいつもの食生活に取り入れてみてくださいね。
体に悪い食べ物7選!
ここでは体に悪い食べ物を紹介します。
日常的に摂取している食べ物があれば、少し見直してみてくださいね。
『菓子パン』砂糖や添加物がふんだんに使用
手軽に食べられて満腹感も得られる菓子パン。
惣菜系から甘いものまで様々な種類があり、つい手に取ってしまいますよね。
しかし菓子パンは高カロリーで、砂糖や添加物がふんだんに使用されています。
あえて積極的に摂取したいものではないですよね。
まず菓子パンはお菓子としてみなし、食事として取り入れることははやめておきましょう。
体に悪い食べ物『清涼飲料水』
のどが渇いたときにお茶や水ではなく、ジュースなどの清涼飲料水を飲んでいませんか?
炭酸飲料もそうですが、多量の糖分や着色料、保存料までもが含まれています。
生活習慣病にもなりやすくなるので、日常的に飲む習慣がある方は要注意です。
『マーガリン』トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やす
人工的な油脂から作られているマーガリンはトランス脂肪酸が含まれていて、健康に影響を及ぼすといわれています。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすことで動脈硬化の促進につながったり、発がんリスクを高めたりと、様々な病気との関連性が懸念されています。
必要以上に摂取し続けるのはよくありませんね。
『ダイエット食品』合成甘味料が入っている
カロリーを気にしている方にとってダイエット食品は魅力的ですよね。
同じお菓子を食べるにしても、カロリーゼロと書かれているとなんとなく食べる罪悪感も減るものです。
しかし、そんなダイエット食品は砂糖の代わりに合成甘味料が入っています。
単に砂糖を減らしただけではおいしくないですものね。
合成甘味料は体が代謝しようとするときに負荷がかかってしまいます。
人工的なものはやはり体にとっていいものでらありません。
『カップラーメン』は塩分量と糖質が非常に高い
つい食べてしまうカップラーメンは塩分量と糖質が非常に高い食べ物です。
食べ続けることによって、高血圧や糖尿病などになりやすくなります。
野菜も気持ち程度にしか入っていませんし、カップラーメンだけで食事を済ませてしまうと栄養バランスも偏ってしまいますね。
『シリアル』実は多くの砂糖や添加物が入っている
朝食として手軽に食べられるシリアル。
ヘルシーで栄養素もたくさん含まれている、そんなうたい文句がパッケージに書かれているのをよく見かけますよね。
これだけを見ると健康にもダイエットにも良さそうに見えますが、実は多くの砂糖が入っていて、ぜんぜんヘルシーな食べ物ではないのです。
さらに添加物もたっぷり。
朝食に体にいいものを食べていると思いきや、砂糖と添加物を食べていたなんて驚きです。
『ファーストフード』塩分も高いため高カロリーな食事
ファーストフードは味が濃く、塩分も高いため高カロリーな食事になってしまいます。
油の量は多いのに野菜は少ないため、ビタミンやミネラルもあまり摂れず、栄養バランスも気になります。
肥満や生活習慣病になりかねないので、ファーストフードを日常的に食事として食べている方は要注意です。
毎日食べた方がいい食べ物10選!
体にいいとされる食べ物はたくさんありますが、その中でも毎日食べた方がいい食べ物とは何かを具体的にみてみましょう。
『アーモンド』ビタミンEの含有量がナッツ類の中でも断トツ
「若返りのビタミン」といわれるビタミンEの含有量がナッツ類の中でも断トツに多いアーモンド。
活性酸素から体を守る作用があり、肌荒れ改善やアンチエイジング効果が期待できます。
他にも動脈硬化などの予防になるオレイン酸や、お腹の調子を整える食物繊維も豊富です。
脂質は高めですが低糖質なので、いつものおやつをアーモンドに変えてみてはいかがですか?
『大豆』タンパク質の栄養素が最も多い
豆類の中でもタンパク質の栄養素が最も多いものが大豆です。
大豆には乳化作用があり、血液中のコレステロールを肝臓に運んで、血管に付着しないようにしてくれます。
また大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれる成分です。
イソフラボンを摂取すればホルモンバランスが整いやすくなり、健康サポートにもなりますね。
食物繊維の他にビタミンやミネラルがバランス良く含まれていて、栄養素の種類もとても豊富。
女性に必要な成分もあるので、毎日の食事に取り入れたいものです。
『アボカド』アンチエイジングやダイエット効果あり
栄養価が高いことから「森のバター」といわれるアボカド。
それだけでなく「食べる美容液」ともいわれるほど、アンチエイジングやダイエット効果が確認されています。
また、不飽和脂肪酸の一つであるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれます。
アボカドは成分バランスも良く食物繊維も豊富です。
体に必要な栄養素もたくさん含まれているので、積極的に摂取したいですね。
『緑茶』血圧や血糖値の抑制から、抗菌や抗ウイルス効果まで
緑茶に含まれるカテキンには、血圧や血糖値の抑制から、抗菌や抗ウイルス効果まで、たくさんの働きがあります。
また、緑茶を飲む量が多い人ほど死亡率が低いことがわかっています。
これは多くの健康効果が期待できそうですね。
そんな緑茶は美肌になるために必要なビタミンCも、効率よく摂取することができます。
それだけでなく、シミの原因となるメラニン色素の沈着を防ぎ、美肌へと導いてくれますよ。
急須を使ってお茶をいれる習慣がないご家庭は、これを機に家族みんなで緑茶を飲んでみてはいかがですか?
日本人だからこそ、緑茶を味方につけて健康でいたいものですね。
『りんご』新陳代謝を活発にしてくれる
西洋社会では「一日一個のりんごは医者を遠ざける」という言葉があるほど、りんごは体にいいとされています。
まず、りんごに含まれる食物繊維のペクチンは、下痢と便秘の両方に効果的。
そしてリンゴ酸には乳酸を破壊する働きがあり、新陳代謝を活発にしてくれるので風邪予防にもつながります。
また、抗酸化成分を含むリンゴポリフェノールはシミやシワなどに効果抜群です。
健康と美容とどちらにも優れているりんごは、まさに毎日食べた方がいい食べ物ですよね。
ただし、これらの成分は皮に多く含まれているので、皮は剥かずに食べましょう。
『味噌汁』植物性乳酸菌が豊富
和食の定番ともいえる味噌汁。
具材として様々な食品を組み合わせることで、栄養の種類や健康作用が変わる万能な食べ物です。
そもそも味噌の原料である大豆は、美容と健康、両方にいいものだと先に述べています。
さらにそれを発酵させて作られた味噌は、植物性乳酸菌が豊富に含まれているため、腸内環境も整います。
野菜をたくさん入れたり、お肉を入れてボリュームを出したり、バリエーションも豊富で毎日食べても飽きがきませんよね。
手軽にバランスよく栄養摂取できるので、毎日の食事に取り入れたい食べ物です。
『トマト』抗酸化効果による老化防止
トマトといえばリコピン!よく耳にするこのリコピンとはトマトの色素成分です。
ビタミンEの100倍とも言われる抗酸化効果による老化防止や、美肌が期待できるビタミンCなどがバランスよく含まれています。
それだけでなく動脈硬化や脳卒中、糖尿病など生活習慣病の予防にも効果的。
生でも加熱しても食べられて、幅広い料理に使えるトマトはまさに万能食材ですね。
おすすめは油と一緒に摂ることと、加熱すること。
リコピンをより吸収しやすくなりますよ。
『納豆』血栓を溶かす効果
手軽に毎日食べることのできる納豆。
健康だけでなく美容にも効果のある栄養素が豊富に含まれています。
中でもナットウキナーゼという酵素は血栓を溶かす効果があるのです。
継続して食べることでその作用はさらに向上し、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症予防につながります。
また、消化によいタンパク質やアミノ酸、豊富なビタミンB群も含まれていて、これらは肌や髪を作る栄養素となります。
美容への効果も期待できますね。
『ヨーグルト』乳酸菌に整腸作用がある
まずよく知られているのが、ヨーグルトはお腹にいいということ。
これは、ヨーグルトが牛乳に乳酸菌や酵母を加えて発酵させたもので、この乳酸菌に整腸作用があるからです。
乳酸菌は整腸作用にとどまらず、美肌効果や花粉症、インフルエンザ予防など様々な効果があります。
忙しいときでも、いつもの食事にヨーグルトをプラスするだけで栄養価がぐんと上がるので取り入れてみてくださいね。
『ブロッコリー』低カロリーで低糖質な上にタンパク質が豊富
野菜の中でもビタミンCの含有量がトップクラスのブロッコリー。
なんとなく果物に多いのかなと連想されがちですが、実は生のブロッコリーにはみかんの4倍にもなるビタミンCが含まれているのです。
驚きですよね!
美肌に欠かせないことはもちろん、ビタミンCの抗酸化作用は動脈硬化の予防にもなります。
さらに、低カロリーで低糖質な上にタンパク質が豊富なのでダイエット効果もあります。
おすすめの調理法は蒸すか、レンジ加熱。
ビタミンの流出を防いでくれますよ。
まとめ
毎日食べた方がいい食べ物と悪い食べ物。
いろいろ紹介してきましたが、大切なのは食事バランスです。
体にいいからといってそればかりを食べ続けるのは栄養が偏ります。
逆に、体に悪いからといって気にしすぎては食べたい物が食べられずストレスになる可能性も。
何でも摂りすぎはよくありません。
食べ物を上手に使って、楽しく健康でいたいものですね。