弁天島にある浜名湖体験学習施設ウォットに行ってきました。
この近隣エリアで水族館と言えば、どうしても名古屋水族館、竹島水族館という有名どころが先に出てきてしまい、少し影が薄い印象ですよね。
しかしながら、ここは魅力的な水族館でした。
今回は、浜名湖体験学習施設ウォットに行って感じた3つの驚愕についてお伝えしますね!
ワンコインでお釣りがくるウォットの料金設定。
大人ひとりの入場券が、たったの320円。
色んな水族館を見てきましたが、値段を見て笑ってしまったのはウォットが初めてでした。
いやいや、嘘やろ。320円て。
そして僕の驚愕は更に続きます。次の表をご覧ください。
大人(高校生以上) | 320円 |
小人(高校生以下) | 無料 |
高齢者(70歳以上)※年齢のわかる証明書が必要 | 無料 |
障害者・療育手帳お持ちの方 | 無料(介護者1名まで無料) |
団体(30人以上) | 一人190円 |
まず気になったのは大人はあるのに、小人の金額が無い事。
よくよく読んでみると、高校生以下は無料。
あと、30人以上の団体様ご一行ならば一人当たりのコストは190円。
高齢者、障害者の方へのサービスについては他の水族館でも見たことがあるけれど、踏み切ったなぁウォット。
ちなみに駐車場は410円です。1日停め放題で410円です。
補足として冒頭で名前が出てきた名古屋水族館、竹島水族館と比べてみると以下のような表が出来上がります。
大人(高校生以上) | 小人 | |
浜名湖体験学習施設ウォット | 320円 | 無料 |
名古屋水族館 | 2,030円 | 1,010円(小中学生) 500円(幼児) |
竹島水族館 | 500円 | 200円(小中学生) 無料(小学生以下) |
ウォットは家族サービスに最適。小さなお子様に嬉しい施設づくり。
水族館は大きく分けて二種類あると考えます。
デートで女の子と行く水族館と、家族を連れて遊びに行く水族館。
ちょっと文学的に言うと「恋人と手をつないで行く水族館」と「子供と手をつないで行く水族館」てな感じですかね?
言うなれば、ウォットは後者の家族向け水族館ですね。
僕が行った時も、小さなお子様を連れた親御さんの姿が多かった。
ウォットは水族館ではありますが、どちらかといえば児童向け学習施設に近い場所です。
正式名称は『浜名湖体験学習施設ウォット』なので。
高校生以下が無料というのは、きっとその面が強く現れている為でしょうね。
実際、ウォットの中を歩いていて幾つか気づいた事があります。
- 展示されている物の視線が低く設定されている。
- 入り口でバギーの無料レンタルが行われている。
- NHK教育で流れていそうなアニメがミニシアターで次々に上映されている。
- 生き物に触れて学ぶタッチコーナーが充実。ウナギもいる。←重要!
- 2Fに学習コーナーがあり、本が読めたりクイズゲームで遊べたりする。
- もちろんバリアフリー。
- 3Fの展望台に続く階段の壁面には、子供たちの描いたイラストがたくさん。さかなクンのもあった。
飽きずに1日遊べます。
水族館好き必見!ウォットの好適環境水の水槽とふれあい水槽!
ウォットには、イルカやペンギンはおりません。
ですが、他所ではめったにお目にかかれない珍しい展示があります。
それが好適環境水を使った水槽です。
好適環境水とは何ぞや?
岡山にある岡山理科大学が開発した、淡水にナトリウムやカリウムを足して作り出した飼育水です。
簡単に言うと、淡水と海水の両方の性質を持っている水です。
決して交わることのない淡水魚と海水魚が同じ水槽で泳ぐ姿が見られるわけです。
水族館で、この好適環境水の水槽を展示しているのは現在はウォットと、日本一高い場所にあるという箱根の水族館ぐらいです。
あとは数年前に岡山駅に展示されていたミニ水槽。それぐらいかなぁ。
こんな貴重なもんを冒頭から見せられたら「320円以上の価値ありまくりやん!」としか言われへんわ。
あと、奥にも珍しい水槽がありました!
なんとこちらの水槽、手を入れることが出来ます!
どういう仕組みなのか…詳しく知りたい方は、ぜひウォットへ!
そして実際に体験してみて下さい。なにせウォットは浜名湖体験学習施設ですから!
〒431-0214 静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005-3
Tel.053-592-2880/Fax.053-592-1611
まとめ。
ウォットのある弁天島の渚園へは駅から歩いて10分程度でした。
駅を出て、北を目指して、橋を3本ほど越えると到着です。
浜名湖を渡る風に吹かれて、街並みを眺めて、停泊中のボートの軋みに耳を傾けて…
水族館も良かったけど、弁天島の景色も良かったなぁ。
今度のお休み、まだ何も予定の入っていないのであれば、電車に乗って弁天島駅で降りてみては如何でしょうか?
そして500円玉を片手に、是非ともウォットへ足を運んでみて下さい。
お値段以上の感動がそこにはありますので!