夏の暑さにも強いペンギンっている？ペンギンとの距離が近い水族館5選!

ペンギンというとクールミントガムを思い出す世代の花隈です。

みなさんも、南極の氷河の上を連なってヨチヨチと歩くペンギンの姿は、テレビや本などでご覧になられた事があると思います。

中に人でも入っているかのような味のある仕草が可愛らしいんですよね～♪
僕も水族館へ行くと、必ずペンギンの前で足を止めてしまいます。

水中を気持ち良さそうに猛スピードで泳ぎまわるペンギンも素敵ですが、
陸をゆっくりと進むペンギンも見ていて気持ちが和みますね。

人間社会と一緒で、必死になって社会の荒波を掻き分ける事も必要だけど……

仕事に振り回されずに、落ち着いて羽根の手入れをする時間も必要だなぁ…。

…あ、一応ホワイト企業に努めていますので。ご安心を！

そんな就職氷河期を過ごしてきた僕ら世代にとっては、精神的にも身近な存在であるペンギン達ですが…
実は彼ら夏でも全く大丈夫なんです。

南極のような極寒の土地で暮らすペンギンたちが、冬の北海道で生活するのはまだ分かります。

そんな訝しげな僕の眼前を、駅の改札をICカードでスマートに通過するようペンギン達がいます。
夏を好む、好い夏（Suica）なペンギン達！

今回はそんな熱い奴らに近い距離で会える水族館を5つご紹介させて頂きます。

寒いのは苦手なペンギン！南米、南アから日本へやって来た♪

世界には18種類のペンギンがいます。
しかし、その内の11種類が日本の水族館や動物園に居るという驚愕の事実を、多くの日本人は知らないという衝撃の事実。

ペンギンなんて、そこら中に居るでしょ？

まるでネコやイヌと同じような感覚でペンギンを身近に感じてしまう、他国から観れば非常にクレイジーな国が日本なのです。

実はペンギンって飼育も難しいし、繁殖ともなれば更に知識と技術が必要となります。
どんだけ日本人、ペンギン好きやねん～って話ですよ。

そんな日本で暮らす１１種のペンギンの中には、実は暑くても平気な奴らがいるのです。

マゼランペンギン。

特徴は胸の黒いラインが2本。

ケープペンギン。

特徴は胸の黒いラインが細い。

フンボルトペンギン。

特徴は胸の黒いラインが太い。

彼らは南米や南アフリカ沿岸部の生まれ。

日本の暑さも亜熱帯だと言われていますが、その程度は何処吹く風。
慣れた様子で日陰で涼んだり、プールに跳び込んだり、楽しそうに遊んでいます。

ペンギンが寒い所の生き物だというのは、そう思い込んでいるだけ。
むしろ、サザンオールスターズや、チューブや、classのようなサマーソングがよく似合う奴らです。
選曲に時代を感じるのは、僕がアラフォーだからです。夏の日いえば1993です！

よく考えてみたら、ペンギンも普通の鳥ですから、温かい場所にいても不思議じゃないですよね。

あの歩き方や泳ぎ方を観ていると、そもそも鳥なんだという事を忘れてしまいますけどね。

さて、ここまで読んで頂いた聡明な読者諸氏の方々であれば、
さっそくペンギンに会いに行きたくなりましたよね？

……え？別にそんなにペンギン好きじゃない？？

そんな事を言うイジワルな人達には、次の項目でペンギンの可愛らしい写真と、ペンギン達を間近で見られる水族館を紹介していくから、覚悟しやがって下さい！！

【スマスイこと須磨海浜水族園】2016ペンギン館屋外広場がリニューアル！

マゼランペンギンの生態を自然に近い状態で展示しようというコンセプトの下、
約120トンの岩を用いて新たに作られた広場には、元気なペンギン達がいっぱい住んでいます。

彼らは人懐っこい性格の子が多いので、カメラを向けても動じません！
広場の間に張り巡らされた橋の上から覗き込むと、穴の中や橋の下など、色んな所で涼んでいます。
中には、こちらの存在など見向きもしないで堂々と歩く男らしい背中も……。

また、ペンギン館の中は夏でも涼しいので、園内散策の休憩所としても使えます。

水の中を優雅に泳ぐペンギンを見ながら、身体に溜まった熱を収めるのも気持ちが良いものですよ。

タイミングが合えば園内のお弁当広場でペンギンがお散歩していたりするので、入館の際にはイベントスケジュールをチェックしておく事をオススメします。

【京都水族館】JRの新駅、梅小路京都西駅が出来て更に便利に！

ペンギン達のドロドロの相関図や、11羽のペンギンを起用したアイドルユニットを結成して歌まで作ってしまった（しかも歌っているのはペンギン！）京都といえども、やっぱりノリはとっても関西な水族館。

「お客さん笑かしてナンボのもんや！」といった攻めたサービスが目立ってはおりますが、実はケープペンギンを数多く育てている実力派。
ペンギンゾーンにあるスロープからは、アクリル板が張られているので直接触れることは出来ませんが、身近で彼らの生態を覗き見ることが出来ます。
というかペンギンの方から近づいてきます。

1Fのペンギンゾーンからは泳いでいる姿を観ることもできるので、是非ともここでは推しのペンギンを見つけて、その動きを目で追いかけてみましょう！

僕には、個体の違いがあまりよく分からないのですが…よく考えてみたらAKB関連の子達も違いがよく分からなかったので、これはオッサン特有のアレですね。

最近の子は、みんな同じ顔に見えてしまうわ。

みんな可愛いって事ですよ（言い訳）

【志摩マリンランド】水族館のチケット売場のすぐ側でペンギン達がお出迎え♪

伊勢志摩というと数年前にサミットが開かれた場所としても有名ですが、元々は伊勢神宮を有する由緒正しい観光地。

だからなのかなぁ。

チケット買って、ゲートをくぐって、一番最初に視界に飛び込んで来たのが、このフンボルトペンギン達でした。

入り口のすぐ近くにペンギン島というプールが作られていて、そこで50羽近いペンギン達が自由気ままに来館者をお出迎えしてくれているのです。

普通、ペンギンと言えば水族館でも屈指の人気者です。
だから施設の奥の方にブースを構えて、お客さんの導線を作っていたり、
他のアザラシやイルカなどといったアイドル海獣達と同じ並びに展示して相乗効果を出したりと、
その扱いも実に丁重です。

なのに、志摩マリンランドでは入り口すぐ側、しかも天井なしの屋外ブース。

いや、めっちゃ気持ちよさそうですけどね。彼ら。
いいんですか！？こんな大盤振る舞い！？

正直、中に入るまで30分ぐらいペンギン島を眺めていました。

このおもてなし精神、さすが伊勢志摩と言うしかありません。感服。

【海遊館【大阪デートの定番スポットで、ビジュアル系ペンギンと遭遇！

その昔、テレビCMでペンギンが「す～ぱ～は～ど♪」と歌いながらムースで髪を逆立てていたのを覚えているでしょうか。

ちょうどビジュアル系バンドが流行っていた時期だったので、その影響で若者たちの間でもブームだったんですよね。

そんなテレビCMに起用されていたのが、このイワトビペンギンです。

海遊館といえばジンベイザメが一番有名ですが、実は出口近くのふれあいコーナーも面積が広くて充実しているのです。
タッチプールと併設されたイワトビペンギンコーナーは、直接触れることは出来ませんが、仕切りが大人の胸の位置ぐらいまでしかないので、とても身近に観ることが出来ます。

言うなれば…ペンギン臭を感じられる距離。
それぐらいの距離でイワトビペンギン達を観察することが出来ます。

彼らの他にも巨大なオオサマペンギンやSuicaのキャラクターの元になったアデリーペンギンなども海遊館で暮らしています。
彼らは寒い土地で暮らすペンギン達なので、イワトビペンギンのような展示はされておりませんが、ガラス越しでも見ておく価値はあります。
どちらも非常に珍しいペンギン達なので、必見です！

【越前松島水族館】散歩するペンギンにニヤニヤ必至！真冬にはオオサマペンギンも！？

あわら温泉と東尋坊の間ぐらいにある1959年に建てられた老舗の水族館。

ここの名物といえば、ペンギンのお散歩タイムでしょう。

フンボルトペンギン達が、列をなしてヨチヨチと歩く姿は、難しい顔をして腕を組んでいるような大人でも思わず覗いてしまうような愛くるしさ。
現在、多くの水族館、あるいは動物園でも同じようなイベントは行われております。


でも、この越前松島水族館には全体的にゆるーい雰囲気が漂っていて、ペンギンが道を歩いていても違和感が無いというか…

猫の駅長みたいに、ペンギンの館長が居ても納得してしまう気がする。

ちなみに、今年の2月には期間限定でオオサマペンギンもお散歩されたご様子です。
フンボルトペンギンも可愛いけど、大きなオオサマペンギンが道をゆくのも迫力があって良いよなぁ。
機会があれば是非観てみたい！

知れば知るほど面白いペンギンの世界。この夏のお出かけにペンギン巡りはいかがですか？

今回ご紹介したのは、僕が実際に行ったことがある水族館に限定しての内容です。
なので長崎のペンギン水族館や、北海道の旭川動物園、兵庫三木のバランタインなどは省かせて頂いてます。

有名過ぎるペンギンの名所なんですが、残念ながらまだ行ったことがないんです。
絶対に行かなきゃいけない場所だって自覚はあるんですけどね。

僕も夏休みはペンギン巡りに飛び回ろうかな！

夏休みあるのかなぁ～？

……ホワイト企業ですヨ。

最期まで読んで頂きありがとうございました。
また他の記事でお会いできれば有り難いです。水族館好きアラフォーの花隈でした。それでは！

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