春の訪れを告げる代表的な食べ物、ふきのとう。
私はスーパーでしかふきのとうを見たことがないのですが、ふきのとうは山菜なので、自分で採ることも可能です。
夫に聞いたところ、小さい頃はよく祖父母と一緒にふきのとう採りに行っていたのだとか。
当然ながら、今でもふきのとうを採ることはできます!
とはいえ、いざ「ふきのとうを採りに行こう!」と思っても、知識がないと難しいですよね‥。
そこでここでは、ふきのとうの採り方に注目してみましょう。
ふきのとうの食べ頃の収穫時期や採れる場所、注意点などについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【ふきのとうの採り方】食べ頃の収穫の目安はいつ?
ふきのとうは、「フキのつぼみ」のことを言います。
つぼみがまだ小さい(開いていない)ときや、開きかけたあたりが最も食べ頃と言っていいでしょう。
ふきのとうを食べたことがある人なら分かると思いますが、ふきのとうって独特の苦みがありますよね。
子供の頃は、あの苦みがどうしても好きになれなくて、ふきのとうは食べられなかったものです。
大人になると、不思議とふきのとうをおいしいと感じるようになるんですよね~。
ふきのとうは苦みが少ない方がおいしいので、できるだけつぼみが閉じているものや開きかけのものを選びましょう。
花が完全に開いてしまうと、苦みが強くなってしまいます。
花が開いても食べることは可能!
ふきのとうはつぼみのときが最もおいしい(食べ頃)なのですが、花が開いても食べることはできますよ~!
夫の出身地でも、完全に花が開ききったものを天ぷらにして食べていたそうです。
子供には不評(どうしても苦みが強いので)でしたが、大人や特に祖父母には大人気だったようです。
【ふきのとうの採り方】採れる場所・時期は?
ふきのとうは山菜ですから、スーパーで買わなくても自分で採ることもできます。
しかし、やみくもに探しても見つかるものではありません。
ふきのとうを採りたいのなら、「ふきのとうのある場所」をしっかりと把握しておく必要がある、と言えるでしょう。
一体どんなところに、ふきのとうはあるのでしょうか。
ふきのとうのある場所
ふきのとうは、山間部や河原、田んぼの畦道などに生えています。
● 水気のある場所
● 直接日光の当たらない場所
● 風が穏やかな場所
上記のような条件のところなら、比較的容易にふきのとうを見つけることができるでしょう。
山道や土手など、意外といろいろなところに生えているうえ、ふきのとうは1つ見つけたら周囲に群生していることが多いので、たくさん見つけることができるかもしれません。
ふきのとうが採れる時期は?
ふきのとうは、積雪の間から顔を出すイメージがありませんか?
確かにその通りで、ふきのとうは雪が溶ける頃に顔を出し始めます。
日本は西から順に春がやってきますから、
● 西日本:1~2月頃
● 東日本:2~3月頃
● 北海道:3~5月頃
が、ふきのとうの収穫時期になります。
山間部や積雪の多い地域なら、たとえ西日本や東日本でも5月頃までふきのとうが収穫できることもありますよ!
まさに、春を告げる食べ物と言えるでしょう。
ふきのとうを採るときの注意点
ふきのとうは、地下茎の部分に毒があるので、できるだけ地下茎は採らないようにしましょう。
つぼみの膨らみの下をひねるように手で採ったり、はさみで切るとgood。
また、田んぼや山などに入るときには、不法侵入にならないように所有者の有無には気を付けてくださいね。
まとめ
ふきのとうの採り方について、お話ししました。
ふきのとうは、山菜採り初心者であっても、比較的簡単に見つけることが可能です。
ふきのとうを見つけると、「もうすぐ春なんだな」と感じることができますね。
収穫時期や場所などをしっかりと覚えておき、春の訪れを目一杯感じてみてはいかがでしょうか。