日本人といえばコメが主食ですよね。
私は毎日ご飯を食べない日はありません!
中にはパンを主食として食べる人も多いので、米を全く食べない人もいるかも知れません。
米を1日少しでもいいので口にしましょうよ・・・日本人なんだから(´・ω・`)
明太子とご飯、高菜とご飯、サバの塩焼きとご飯とみそ汁といえば鉄板の組み合わせですよね。
毎日ご飯を食べる事によって日本人は日々の健康を保っているといってもいいでしょう。
でも米の種類ってたくさんあってどれがどう違うのかわかりますか?
米の種類は地域によってたくさんありますが、今回はあきたこまちとコシヒカリの違いについて紹介します。
あきたこまちとコシヒカリの違い【特徴】
あきたこまちとこしひかりの特徴としてはどんな違いがあるのでしょうか?
それぞれの米の特徴の違いについて見ていきましょう。
あきたこまちの特徴
「あきたこまち」は名前の通り秋田で作られているお米です。
秋田県農業試験場がコシヒカリと奥羽292号を掛け合わせたもので秋田県の気候に最も適した品種として改良を重ねられてきたお米です。
秋田県湯沢市小野の小野小町生誕にちなんで「あきたこまち」と命名されました。
あきたこまちの特徴は粘りがそこまで強くないということです。
粘りがそこまで強くないという事は、もしも炊き方を間違えてもベチャベチャにならないのか・・・(´・ω・`)。
そうではありません。
あくまでもきちんと炊飯した時には粘りがそこまで強くない炊き上がりとなります。
食べた食感としては、どちらかというと洋食のようにこってりしたおかずよりも、和食のようにあっさりとしたおかずにあきたこまちは合います。
あきたこまちはおにぎりなどにする場合には最適で、おにぎりというのは握ってからすぐには食べませんよね。
時間が経っても粘りが少ないのでそこまでベチャーっとならないのがあきたこまちの特徴です。
おにぎりを握ってからすぐ食べるような人はそのまま茶碗で食べてくださいって感じですよね。
あきたこまちは粘りが強くないのでおにぎりに向いている!
コシヒカリの特徴
コシヒカリの場合にはあきたこまちよりも粘りがあり、コシやツヤに関してもコシヒカリが上です。
日本ではどこの県でも見ない事がないほど深く浸透している米といえます。
本来のおいしさを引き出すために炊飯ジャーの中で浸透時間に時間をかける必要があります。
そうする事でコシヒカリだけでもご飯が食べれるほどおいしく炊き上げる事ができます。
それは炊飯ジャーの力だって??
そんなことはありません。「たぶん」米自体がおいしいからコシヒカリはご飯だけでもたべることができます。
あきたこまちとコシヒカリの違い【味】
あきたこまちとコシヒカリ、味の違いはどうでしょうか。
味覚は個人差によるところもあるのですが、どんな味の特徴の違いがあるか見ていきましょう
あきたこまちの味
あきたこまちはコシヒカリを改良されて作られた品種ですので、旨み、甘味に関しては非常にバランスがいいといえます。
米自体の味が主張しすぎていないので、あっさりとした食べごたえが特徴で、和食にピッタリといえるでしょう。
米自体の味が主張しすぎていると「私ココ!私も!私も!」と味がバラバラになってしまっておいしくはありません。
コシヒカリの味
コシヒカリの場合には、あっさりしたあきたこまちとの大きな違いとして、どっしりとした旨みを持っています。
そのため、あきたこまちは和食に合うのに対して、コシヒカリは洋食に合う米といってもいいでしょう。
水気が多く、粘りが強いため「うな丼」や「炊き込みご飯」「焼き飯」などには不向きな米といえます。
1990年代に米が不足した際に、タイ米が輸入されたのをご存知ですか?
タイ米は水分が少ないという特徴があったため、焼き飯や炊き込みご飯を作った際には、おいしく食べれていましたね。
あきたこまちとコシヒカリの違い【発祥産地】
あきたこまちは名前の通り秋田県で作られたお米です。
もしこれが東京でつくられた米だと「なんであきた?」となって驚く人も多いでしょう。でも違います(‘ω’)ノ
1980年代に全く違ったコシヒカリの品種の掛け合わせにより誕生する事になりました。
こまちといえばあの小野小町が有名ですよね。
名前も秋田でできた小野小町のような美人という意味で「あきたこまち」と名付けられました。
一方のコシヒカリは漢字で「越光」と書きます。
普通に読んだら「えっこう」とか呼びそうな漢字ですね。
コシヒカリは生まれも育ちも福井県でしたが、気象条件や収穫時期が合わずなかなかうまく育ちませんでした。
そんな中、新潟県で先に栽培に成功し、全国に広く知れ渡るようになりました。
新潟県丸儲けやん・・・と思われた方も多いでしょう。
結果的には新潟特産となっているので、新潟県が得した形ですね。
「こしひかり」「コシヒカリ」違いは?どっちが正しいの?
2005年以前は品種登録に「コシヒカリ」とカタカナが使われていました。
しかし、品質改良で品種名が「コシヒカリBL」となって、現在は通称「コシヒカリ」となっているようです。
そもそもは、以下のように分けられていたようですね♪
- 国の試験場で作ったお米・・・「コシヒカリ」「ササニシキ」などカタカナ表記
- 県で作られたお米・・・「あきたこまち」などひらがな表記
あきたこまちとコシヒカリの違い【まとめ】
ここまであきたこまちとコシヒカリの違いについて紹介してきました。
米というのはそれぞれ味や旨みの量が異なるんですね。
しかも洋食料理に合う米、和食料理に合う米があるのは驚きでしたね。
ポイントを絞って紹介していますので、わかりにくかった部分も多いと思いますが、少しでもあきたこまちとコシヒカリの違いについてわかっていただけたら嬉しいです。