篠山市と丹波市の争いって何?丹波篠山市はいつから改名した?わかりやすく解説

 

令和になってから「丹波篠山市(たんばささやまし)が誕生!」

というニュース、聞いたことありませんか?

この丹波篠山市は兵庫県の東部に新たに誕生した市です。

というと、新しく市ができたように思われるかもしれませんが、実はもともとあった「篠山市」がその名前を改めて「丹波篠山市」となったのです。

私はてっきり「丹波市」と「篠山市」が合併したのだと思っていましたが、そうではありません。

丹波市は丹波篠山市のお隣りにありますが、

「丹波市?丹波篠山市?どっちがどう違うの?」と、こんがらがっちゃいそうですね。

それでは、篠山市はいつから改名して「丹波篠山市」になったのでしょうか。

そして、「篠山市」と「丹波市」の争いとは一体なんだったのでしょうか。

わかりやすくお話ししていきますね。

丹波篠山市はいつから改名したの?

 

篠山市は、令和元年(2019年)5月1日に改名して、丹波篠山市になりました。

改名するまでには、住民の意見を聞く「住民投票」や、議会での話し合いが行われました。

そこで賛成する人が多かったため、丹波篠山市に改名することになりました。

篠山市と丹波市の争いって何?その理由とは?

それでは、丹波篠山市が誕生するきっかけとなったのは一体なんなのでしょうか。

「篠山市と丹波市の争い」がきっかけだったと聞いたこともありますが、調べてみると、真実はどうも違うようです。

丹波篠山市の誕生は、「篠山市」と「丹波市」が重要なキーワードなため、勘違いされていたのかもしれません。

丹波篠山市が誕生した理由を説明するには、まず丹波篠山市がどんなところなのかを知る必要があります。

丹波篠山市はどんなところ?

先ほどもお話ししましたが、丹波篠山市は篠山市が改名してできた市です。

篠山市は1999年に市町村合併で誕生しました。

ここはもともと「丹波篠山」と言われた地域で、丹波の国の篠山藩があったところです。

そして、この地域は「丹波の黒豆」や「丹波栗」、「丹波茶」などの名産地です。

 

丹波篠山市はどんなところ?

丹波の黒豆って聞いたことありませんか?

私はお正月に、母が作ってくれる丹波の黒豆煮が大好きです。

甘くてふっくらしていて、とってもおいしいんですよ。

 

篠山市が1999年にできたとき、市の名前を「丹波篠山市にしよう」という声もあったようですが、あえて旧国名「丹波」ははずして「篠山市」としました。

そこまでは良かったのですが・・・。

篠山市ができてから約5年後の2004年に、お隣りに「丹波市」が誕生してから状況が変わってきました。

 

この丹波市も市町村合併でできた市なのですが、

「丹波」と名前につけたことで丹波の黒豆などの名産を「篠山市」ではなく「丹波市」のものだと思う人がでてきてしまったのです。

 

例えば先ほどお話しした「丹波の黒豆」は篠山市がふるさとです。

生産量も、丹波市より篠山市の方が圧倒的に多いのです。

でもこの名前だけ聞くと、「丹波の黒豆は丹波市のものかな」って思いますよね。

よっぽど詳しくない限り「篠山市のものだ」と思う人はいません。

 

篠山市からしたら、自分のところで作っていたものを丹波市のものだと思われてしまうなんて、「やってられない!」となりますよね。

そして丹波の黒豆や丹波の栗を買いに行くときは、みんな丹波市の方に行ってしまい、篠山市にはだれも来てくれなくなってしまいます。

そうすると産業や観光業がもうからなくなり篠山市はとても困ります。

 

また、丹波市ができたことで「丹波篠山」というブランドは、「丹波市」と「篠山市」のことだと思われてしまうようになってしまいました。

「丹波篠山」というと、全国でもとても有名です。

その名前だけでとても価値があるのです。

 

篠山市からしたら、「篠山市こそが丹波篠山だ!」という強い思いがあるのです。

そしてこの流れで、篠山市のいろいろなところから、名前を「丹波篠山市」に改名しよう、という声が上がり始めました。

このような篠山市の強い思いから「丹波篠山市」は誕生しました。

参考記事:新居浜太鼓祭りの喧嘩の歴史を超わかりやすく解説!

まとめ

篠山市が丹波篠山市に改名した理由、それは合併や争いからではなく、ふるさとや名産品を守るためだったのですね。

丹波篠山市になるまで、市民の方の反対があったり、市長さんが辞任したり、といろいろなことがあったようです。

ですが今回調べてみて、その地域の方たちは本当に丹波篠山を大切に思っているんだなあと感じました。

私は丹波篠山市には行ったことはありませんが、あんなおいしい黒豆を作ってくれるところなので、きっとすてきなところに違いありません。

市の名前まで変えてしまうほどの、ふるさとへの強い想い。

私たちも大切にしたいですね。

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