青々としたブロッコリーは甘くて茎は少し硬めの触感でおいしいですよね。
スーパーで買ってきたブロッコリーが、再生栽培できると経済的で嬉しいですね!
ブロッコリーは再生栽培ができるのでしょうか?
実は、ブロッコリーの再生栽培は、100%できないとは言えませんが、ほとんど無理と言ってもいいでしょう。
ここでは、どうしてブロッコリーの再生栽培が難しいのかご紹介いたしますね。
ブロッコリーを再生栽培する方法
まず、ブロッコリーを再生栽培する時の方法です。
ブロッコリーの再生栽培方法
- 容器にブロッコリーの芯を入れる
- 根が張るまで水を替えながら育てる
- 土に植え替える
- ブロッコリーができたら収穫
一見、とても簡単な手順ですね。
でも、どうして再生栽培するのは難しいんでしょうか?
ブロッコリーの再生栽培が難しい理由
ブロッコリーの再生栽培が難しい理由は、下記の過程の3番めで問題なのです。
- 容器にブロッコリーの芯を入れる
- 根が張るまで水を替えながら育てる ← ここまでは順調に育てられる
- 土に植え替える ← ここが問題!
- ブロッコリーができたら収穫
上の2番めの「根が張るまで水を替えながら育てる」までしか順調にいかないからです。
ブロッコリーはキャベツのように容器の中に水を入れておくと根が出てきます。
そして、順調に葉もつけて大きくなります。
しかし、根が張って土に返してもなかなかブロッコリーがつきにくいのです。
元々ブロッコリーは難しい部類に属する栽培。温度変化にも弱いし害虫もつきやすい。
だからこそ、上手く土に根付いて新しいブロッコリーができることは難しいのです。
そのため、ブロッコリ-の再生栽培は、もう一度再生して食べようという目的ではなく、鑑賞用として行うのがいいでしょう。
ブロッコリーの再生栽培を成功させるコツ
ブロッコリーの再生栽培を成功させたい時には、5つのことに気をつけてください。
暑い季節には行わない
ブロッコリーは高温にめっぽう弱いですが、低温には強いという性質を持っています。
そのため、大体15~25度くらいで育てられる春や秋に土へと返せるように育てましょう。
虫には要注意!
先程、春か秋がおすすめだとご紹介しましたが、春植えの場合は害虫に食べられやすいという難点があります。
春は青虫がとってもよくつきます。
私も1度試したことがありますが、本当にすっごく沢山の青虫がつくんです!
たった2株しか育てていなかったのに、毎日毎日割り箸をつかって取り除いていました。
もしも沢山のブロッコリ-を再生栽培するのなら、割り箸だと大変なのでネットをかけた方が絶対にいいですよ!
肥料はしっかり!
元肥も追肥もしっかりとあげないと、ブロッコリ-は再生栽培できません。
ブロッコリーは肥料をしっかり与えることで、大きくて丈夫な花蕾になります。
肥料を与える時のコツは、できるだけ遠くから少しずつ近くの根に与えるようにすることです。
いきなりブロッコリーのすぐ近くに肥料を与えるのはよくありません。
ブロッコリーは連鎖障害があるため同じ場所には植えない
ブロッコリ-には連鎖障害があります。
そのため、ブロッコリーが前に植えてあった場所に再生栽培したブロッコリ-を植えても、大きく育てることはできません。
最低でも、1年は開けてから同じ場所にブロッコリ-を植えることが大切ですよ。
水は毎日替える
根を張っている段階の時は、水を毎日変えるようにしてください。
暑い夏の場合は1日2回、冬の場合は1日1回入れ替えます。
毎日水を替えないと、水や根が腐る原因を作ります。
もしも腐ってしまった場合は、水や根の色が変わったり嫌な臭いがするので、腐ってしまった場合は残念ですが全て捨てるようにしてください。
以上が、ブロッコリーの再生栽培で気をつけることです。
ネギ・キャベツ・しめじ・ブロッコリー・レタス・玉ねぎ・にんにく・アボガド・チンゲンサイ・かぶ・人参など野菜の再生方法をまとめています。
野菜を育てる栽培セットもおすすめ
野菜を育てる栽培セットもおすすめです。とても簡単でかわいいです。
ブロッコリーの再生栽培のコツ【まとめ】
ブロッコリーを再生栽培することは、けっこう難しいので、再生栽培は食べることを目的とするのではなく、鑑賞用にすることがおすすめです。
どうしてもブロッコリ-を再生栽培してみたいという時は、
- 暑い季節には行わない
- 虫には要注意!
- 肥料はしっかり!
- ブロッコリーがあった場所には植えない
- 水は毎日替える
ということに注意しながらやってみてくださいね!