魚はお中元やお歳暮などで冷凍のままいただく時がありますね。
そんな冷凍の魚を焼く時には、魚の種類や厚さによって焼き方を変えた方が美味しく仕上がるんです。
例えば、厚みがない魚の場合は冷凍したままでもOKですが、厚みのある魚は冷凍したままでは爆発することもあるので解凍します。
ここでは、
- 冷凍したままと解凍して焼く方法の違い
- 焼く時のおすすめ道具
- 魚の保存方法
などをご紹介します。
日本人なら、魚は美味しく食べたいですよね!
これを読んで魚の焼き方をマスターしましょう!
冷凍した魚を冷凍したままと解凍して焼いた場合の違いは?
冷凍した魚と解凍した魚を焼く違いは2つ。
「栄養素」と「見た目」です。
栄養素は、冷凍したまま焼くと水溶性タンパク質などの栄養素が流れおちやすくなります。
見た目も冷凍したまま焼くと白いアクが出ることがあるので美味しそうに見えません。
厚みのある魚は解凍する
基本的に、厚みのある魚を焼く時には解凍します。
冷凍のまま焼いては、見た目も悪ければ旨味も味も落ちます。
アユやマスは別
しかし、厚みがある魚の中には、アユやマスなどの一匹まるごと食べられる魚もいますね。
つまり、内臓を残したまま食べる魚の場合は、内臓まで解凍してしまうと爆発する恐れがあります。
これは危険ですね!
そのため、アユやマスなどの内臓までそのままかぶりつくことができる魚を焼く時には、爆発防止のため半解凍してください。
厚さがない魚は冷凍のままでもOK
一方、厚みがあまりない魚の場合は、冷凍のまま焼いても味が落ちることなく焼けます。
特に干物など、初めから水分が飛んでいる魚の場合は、冷凍したまま焼いてもぱさつくことなく食べられます。
焼くときは、グリル、オーブン、プライパンなにがいい?
魚を焼く時って、強火の遠火っていいますよね!
では、何で焼くのがいいのか?
結論から言ってしまうと、グリル・オーブン・フライパン、何を使っても問題ありません。
グリルで焼く時のコツ
ちょっと後片付けが面倒くさいグリル。
でも、グリルで焼いた魚は美味しいですね!
グリルで焼く時のコツは、強火で一気に焼き上げることです。
両面グリルの場合は皮面を上にして焼きます。
両面グリルではない場合は、まずは皮面を焼いてからひっくり返してください。
オーブンで焼く時のコツ
ただオーブンに入れるだけ!
とっても楽で洋食などによく使われますね!
オーブンで魚を焼く時のコツは、必ず余熱をすることです。
余熱をしないで焼いてしまうと、水分がどんどん蒸発していきぱさついてしまいます。
余熱をしてから一気に焼き上げましょう!
フライパンで焼く時のコツ
フライパンで魚を焼くことってあまりないかもしれません。
でも、ちょっとしたコツで美味しく焼くことができます。
フライパンで焼く時のコツは、クッキングシートを敷いて魚の下に少しだけオイルを軽くひくことです。
フライパンが汚れないから片付けが楽というメリットが生まれるだけでなく、外はパリッ!中はフワッとした仕上がりになります。
おいしくふっくら焼くコツとお魚の保存方法
魚の保存方法1つで、魚をおいしく食べれるか食べれないかが変わります。
魚を正しく保存させるには、3つの行程を必ず行いましょう。
魚を正しく保存させる3つの工程
- 余分な水分は取る
- ジップロックなどで空気が入らないように密閉する
- 急速冷凍する
魚についている余分な水分はキッチンペーパーでふき取りましょう。
そして、冷凍している間の酸化を防ぐためにも空気は極限まで抜きます。
そして、冷凍中に魚の水分が出てしまわないように急速冷凍を心がけましょう。
冷凍魚の焼き方に関するまとめ
冷凍してある魚を焼く時には、厚みがある魚は爆発しないように半解凍。
干物などの薄い魚は冷凍のままでもOKでした。
また、魚を保存する時には水分をふき取った後に空気をしっかり抜いてから急速冷凍を心がけましょう。