栄養価は高いけど皮が気になるブルーベリー。
離乳食ではいつから使えるのか迷いますね。
ブルーベリーを離乳食として与え始めて良い時期はゴックン期(5~6ヶ月)からです。
しかし、食べさせる時には気をつけなくてはいけないことが3つあるんですよ。
ここでは、赤ちゃんに離乳食を食べさせる時のポイントをまとめました。
本記事のポイントを抑えて作ってあげれば、赤ちゃんもブルーベリーの美味しさにきっと気がついてくれるはずです!
赤ちゃんにブルーベリーはいつからどのように?
赤ちゃんにブルーベリーを与える時には、ゴックン期の5~6ヶ月頃を目安に始めます。
与え方のポイントは3つあります。
- ポイント1 【加熱をする】
ゴックン期の赤ちゃんはまだ消化器官が完成していないので生ものを与えることが危険です。
しっかりと火を通して雑菌を死滅させましょう。
- ポイント2 【裏ごしするか皮を取った後につりつぶす】
また、離乳食初期の赤ちゃんは、小さな皮でも飲み込みづらいものです。
上手くゴックンできるように皮は取り除きます。
- ポイント3 【少量から始める】
生後5~6ヶ月頃の赤ちゃんの消化器官はまだ完成していないので、大量に食べると消化不良をおこします。
午前中にブルーベリーの果汁を与えて問題なければ、次の日からティースプーン1杯くらいを目安に与えましょう。
大人の感覚で与えないようにしよう
大人の感覚からいくと、「あんな小さな果物の皮くらい、大丈夫だろう」と思いますよね。
しかも、ゴックン期の赤ちゃんって手づかみが大好きなので、余計にそのまま与えたくなっちゃいます。
しかし、まだまだ消化器官は未完成。
親がしっかり処理してから与えてあげましょう。
ブルーベリーを離乳食に使う時、気を付けるべき3つのこと
ブルーベリーは離乳食としてパンやヨーグルトに入れたり、ジャムにしたりとバリエーションが豊富ですね。
離乳食として与える時には3つのことに気をつけて与えましょう。
- ジャムは1歳くらいになってから
パンの上にジャムを乗せた朝ご飯。
赤ちゃんも喜びそうですよね!
しかし、ジャムには大量の砂糖が含まれているので離乳食には向きません。
基本的に、離乳食を食べている赤ちゃんの場合、5~6ヶ月頃には味つけがいりません。
7~8ヶ月頃も風味づけ程度の甘さで十分。
9~10ヶ月の完了期でも、1日に摂取できる砂糖の量は小さじ1杯程度です。
つまり、ジャムの糖分は離乳食の赤ちゃんにはまだまだ多すぎるので与えないようにしましょう。
- 慣れてきても大量に与えない
ブルーベリーは食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は多ければ多いほど消化しにくいので、いくら赤ちゃんがブルーベリーに慣れても大量には与えないようにしてください。
いきなり嘔吐したり下痢をする場合があります。
- 喉の詰まりに気をつける
離乳食完了期になると、ブルーベリーをそのまま与えることができます。
しかし、ブルーベリーは飲み込み注意な果物です。
そのまま飲み込んで赤ちゃんが喉に詰まらさないように、必ず赤ちゃんが食べている場所から目を話さないようにしましょう。
ブルーベリーのアレルギーは大丈夫?
今は、花粉症にかかっている10人に1人は口腔アレルギーを持っています。
そのため、ブルーベリーを赤ちゃんの離乳食に時に与える時にも、アレルギー反応には十分に注意しましょう。
ブルーベリーでアレルギーを持っている場合、1粒食べただけでも強いアレルギー症状が出る場合もあります。
午前中に試そう
もしも赤ちゃんにブルーベリーアレルギーがあった場合、夜に与えて症状が出ては医者につれていくことができません。
症状を確認してもらうためにも、午前中に与えます。
ブルーベリーを与えて赤みや痒みがでた時には、直ちにアレルギー科を受診するようにしてください。
ブルーベリーの離乳食はいつからのまとめ
6月から8月にかけてどんどん美味しくなるブルーベリー。
赤ちゃんへ離乳食はいつからが良いのかというと、ゴックン期の5~6ヶ月の時期でした。
ただし、ゴックン期はまだ消化器官が未熟です。
そのため、必ずブルーベリーを加熱して皮を剥いでから与えるようにしましょう。