小さい粒粒が特徴のたらこですが、たらこが好きな人にとっては高級たらこを買い求める人もいるとか・・・。
電子レンジでチンする事で焼きたらこになるのですが、焼きたらこも絶品な味を出しますよね。
ご飯のお共にピッタリのたらこですが、たらこは子供に何歳から食べさせていいのでしょうか?
小さい赤ちゃんに食べさせるのは塩分は?
アレルギーはどうなの?
離乳食として使えるの?
そんな心配をお持ちのあなたに、生のたらこはいつから食べさせていいのかの疑問をスッキリと解消します。
ぜひ、参考にしてくださいね~♪
たらこは何歳から食べられる?離乳食もいい?
たらこはいつから子供に食べさせていいのか、結論から言うと、子供には3歳頃から「たらこ」を食べさせてもいいです。
理由は、この下に書かせていただきましたが、大人と同じものを食べられる年齢になったらと言うのが正解です。
ところが実は、こんなデータがあります。
大人と一緒のものが食べられる年齢としては、内臓が完成するのがおおよそ8歳ごろと言われています。
「中外医学社 人間発達」のデータによりますと、5歳ぐらいでほぼ80% ・12歳でほぼ100%となっていますね。より、安全を考えるとしたら、少しでも不安なものは12歳ごろまで慎重にしたいところです。
(参照 引用:中外医学社 人間発達より)
ですので、少しでも心配でしたら8歳ごろまでは様子を見ながらがいいですね。
たらこは離乳食に使えない!
先程、たらこは大人と同じものが食べられるようになってからと言いました。
大人と一緒のものが食べられるのが3歳頃と言われていますが、上のデータからさらに用心深く8歳ごろまでは注意が必要です。
ということで、まだ、1歳にも満たない赤ちゃんの離乳食には使えません!
真っ赤なたらこは添加物が多いので避ける!
たらこは明太子と同じものと考える事ができます。
明太子を作るにはたらこを塩につけ込む必要があり、塩分に関しては明太子ほど高くはありません。
たらこには無着色のものと真っ赤な色をしたものと2種類ありますが、この真っ赤な色は添加物の違いと考える事ができるでしょう。
特に生のたらこに関しては、雑菌が繁殖しやすい環境にあり、見て分かる通り添加物も多く含まれているので、子供は避けた方がいい食べ物です。
たらこが大人と同じものを食べられる年齢になったらと言う理由は?
生まれて間もない赤ちゃんにはハチミツはいけないという事はご存知でしょうか?
原因としては生体機能が発達していない場合にはポツリヌス菌という細菌が発生するため、くれぐれも避けるようにとされています。
それと同じように生まれて間もない赤ちゃんの場合は、生体機能が発達していないため、たらこは消化しきれない上、含まれている塩分や皮などを消化吸収できずにお腹を壊す可能性があります。
ですので、大人と同じものを食べられる年齢になったらと言うのが正解となります。
たらこの場合、
- 少なくとも3歳までは我慢!
- できれば8歳頃まで待つのが安全!
ただし、雑菌や皮などが問題なので、焼きたらこの場合は1歳過ぎた頃から食べさせても問題ありません。
理由としては加熱によって雑菌が死滅してしまった上、身自体も加熱されているので生よりも消化しやすくなっています。
離乳食に使う場合には焼きたらこを1日少量与えるといいでしょう。
生のたらこは消化が悪いので体調に気を付ける
生のたらこの場合は先ほども解説していますが、3歳~8歳ごろまでは避けた方がいいでしょう。
3歳~8歳と幅が広いですが、その理由は上にも書きましたが、
- 3歳頃になると大人と一緒のものが食べれる。
- 内臓が完成するのがおおよそ8歳~12歳頃
と、年齢の幅が広くなっています。
生のたらこは消化が悪いので、体調の不良などは気を付けておく必要があります。
3歳を過ぎるまでは、どうしても食べさせたい場合には焼きたらこを少量ずつ与えるようにしましょう。
ただし、消化不良やアレルギーなどの体調不良には敏感になってください。
子供に食べさせる「たらこ」塩分やアレルギーが心配
生のたらこをいつから食べさせるにしても、中に含まれている塩分量は変わりません。
生たらこには、100g当たり4.6g、焼きたらこには100g当たり5.3gとなっています。
あくまでも成人の話ですが、1日当たりの塩分量の目安は8gとなっています。
子供の場合ですので、生たらこを100g食べただけでその日の塩分摂取量を満たしてしまいます。
たらこの100gがわからない方は、たらこのパッケージに書いてある分量を見てざっくりと計算するといいです。
意外と役に立つ裏ワザです。
ここ大事 → 初めてたらこを食べさせた後は体調変化を見る!
たらこのアレルギーは?
たらこのアレルギーに関しては、有名なのは蕁麻疹です。
他の症状としては呼吸困難やぜんそく、ショックアナフィラキシーなども起こす場合があります。
消費者庁が発表しているアレルギー表示には、「たらこ」という品名はありませんでしたが、「いくら」は「消費者庁 次長通知(特定原材料に準ずるもの)」の食品としてあげられていましたので、子どもに食べさせるのは、慎重にしたほうがよさそうです。
食品表示基準(特定表示原材料)・・・【理由】特に発症数、重篤度から勘案して表示する必要性の高い物
えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生
消費者庁 次長通知(特定原材料に準ずるもの)・・・【理由】症例数や重篤な症状を呈する者の数が継続して相当数みられるが、特定原材料に比べると少ない物。特定原材料とするか否かについては、今後、引き続き調査を行うことが必要。
アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン
(参照 引用:消費者庁 アレルギー表示)
子供にたらこはいつからが最適なの【まとめ】
ここまで子供にたらこをいつから食べさせていいのかについて解説してきました。
たらこは意外と塩分が高かったんですね。
子供がいくら好きといっても、子供の体調を壊してまでは食べさせることはできません。
まずは、焼きたらこからにして、少しずつ様子を見ながらにしたほうが安心ですね。