幼稚園まではかわいい子供だったはずなのに、6歳になって小学校に入学したらどんどん反抗的になってきた!
こういう時、親としては「私の育て方が悪かったのかな?」なんて心配になりますね。
しかし、これは6歳になって反抗期が来た証拠。
順調に成長している証なのです!
でも、反抗期なら反抗期なりに、上手く子供と接していきたいもの。
ここでは、そんな幼児の反抗期に対する接し方をご紹介します。これを読めば、きっとあなたの心も軽くなるはず!
6歳児の子供の第一次反抗期ってひどいものなの?特徴や症状は?
中間反抗期と呼ばれる6歳は、学校という場に身を置くことで多くの人との関わりを勉強します。
すると、自分の親の矛盾点が見えてきたりします。これが、反抗期の始まり。
6歳児の反抗期の特徴や症状
- 親が何かいうと口答えする
- 甘えてくる時もある
- 親が手伝うことを拒否する
- 乱暴な言葉を使いたがる
- 今まで怒らなかったことでも怒るようになる
- 話しかけても応えてくれない
まだまだ、中学校でやってくる最大の反抗期、第2次反抗期に比べるとかわいいのが特徴。
しかし、初めての子育てだと「ひどい」と思ってしまいがち^^
しかし、6歳児の頃の反抗期はかわいいものなのです。
甘えてくる時は特に夜が多くないですか?
まだまだお母さんと一緒に寝ないと寂しくて寝られず、隣の布団に入ればしっかり甘えてきます。
では、どんな時に反抗的になりやすいのかというと、やはり理由があるんですね!
小学校などで刺激を受けて帰ってきたり、友達と遊んだ直後など。
- 親:宿題やった?
- 子供:もーうるさいなぁ
- 親:宿題やってから遊びにいきなよ
- 子供:・・・・・・(無視)
みたいなこと、よくあるものです。そんな6歳の反抗期。男の子、女の子の性別でも特徴があります。
男の子は暴言を吐いたり暴力的になりやすい
女の子に比べて言葉が達者じゃない男の子は、
自分の感情を抑えきれなくなると口ではうまく表現できず、暴言を吐いたり暴力的にになりやすいです。
暴力的な行動とは、無言で睨み付けながら物を投げてみたり、障子に穴を開けてみたりします。
また、相手を気づ付けるような暴言もつい口走ってしまいます。
その時の大人の反応を見ていて、自分の中で「これをしたら親はこうした」と愛情を確認していたりもします。
また、身体を使っての暴力以外にも、人を傷つけるような言葉の暴力も増えてきます。
男の子のその心理的理由
小学校に上がる頃というのは、まだ自分の気持を言葉にすることが上手くできない時期です。
手っ取り早く意志を表すのが、暴力的な行動となります。
身体も少し大きくなってきて、知恵もついてきています。
わざと自分の妹に意地悪したり、母親が怒るようなことをしてしまいます。
子供が反抗したときは、その心理的な理由はなんだったのかをまずは考えてみるのも大切ですね。
そして、どんな反抗をしたのかによりますが、親としてはすぐにカッとせず、なぜ、そんな行動をとったのかを知るとその後の対応も変わってくるはずです。
女の子は無視か口答え
一方、女の子の場合は口が達者なので、親が5言えば10くらいになって返ってきます。
この頃では、女の子のほうが言語能力が高いと言われているので、ママを困らせる返事が増えますね。
また、口答えとは逆に無言でどこかに隠れることも多いのが女の子の特徴です。
外ではいい子なのに、家ではわがまま言い放題で、親はどう接していいのか分からなくなります^^
女の子のその心理的理由
女の子の多くは、気難しい言動を取ったり、くってかかってきたりして「反抗期」が伝わってきます。
男の子同様、そんな態度の裏には心理的な理由が必ずあります。
反抗期に無理やり態度を改めさせようとすると、逆効果になりかねません。
なぜそのような態度を取っているのか、良くない行動をした時は、良くない理由を根気強く話しかけていきましょう。
6歳児の反抗期の子にとってママの賢い接し方
中間反抗期が来ると、親もついつい口が悪くなってしまいがちです。
だって、注意しても口答えしたら腹立ちますよね!
しかし、ここで親まで感情をむき出しにしてしまっては、その後の親子関係もギクシャクしてしまいます。
反抗している子供にも愛情を与えることを忘れない
大事なことは、反抗している子供にも愛情を与えることを忘れないことです。
子供が反抗ばかりしていると、こちらも冷たく接してしまいがちですよね。
しかし、6歳の子供は、「愛情を今、与えてもらえなかった」と分かると、更に傷つき反抗します。
だから、反抗的な子供と向き合う時にも「あなたへの愛情はちゃんとある」ことを表現しながら接するようにしましょう。
- 子供が反抗してきてもちゃんと目を見て言い分を聞く
- 子供が甘えてきた時にはしっかりと甘えさせてあげる
- 親として言わなければいけないことは、1対1でしっかり話す
- 感情をむき出しにしない
- 子供に合わせて無視はしない
- 命令口調をしない
最後の「命令口調をしない」は、6歳ぐらいの幼児を持つ親がやってしまいがちなことです。
「早く学校の用意しなさい!」ってイライラしちゃいますよね。
しかし、これでは子供も反抗するだけです。
言い方を変えて「学校の用意、自分でできるようにしていこうか」と子供が前向きになれるような言葉を使いましょう。
6歳頃の反抗期、ママのイライラを乗り切るコツ!
反抗期でイライラすると、「こんな風に子育てしたい訳じゃないのに」って更に悲しくなりますよね。
ママがイライラしては子供にも悪影響です。
すぐ叩いてしまう子の特徴は、なにかカチンとくることがあると頭に血が上り見境がつかなくなります。
そんな時は、「叩いたらダメでしょ!」と強く注意するのではなく、どうして叩いてしまったのかを優しく聞いてみましょう。
彼なりの理由がありますので、その理由くみ取ってあげましょう。
正常に育ってくれていてありがたいという気持を持つ
ママは笑顔が一番!
では、どうやったらママはこの反抗期のイライラを上手く乗り越えられるのでしょうか?
それは、子供が反抗してきてもありがたいと思う気持ちを忘れないことです。
『この子は今、反抗期なんだ。よかった、反抗期がちゃんと来て。正常に育ってくれているんだ』と思いましょう。
この気持ちがあれば、反抗期で無視されても口答えされても上手くイライラを乗り越えられるはずです。
6歳児の子供、反抗期なしは大丈夫?
中には、反抗期のない子供もいますよね。
親は子供が反抗期になると扱いに悩みますが、反抗期なしだとさらに心配になってしまいます。
基本はそれほど心配しなくても問題ありません。
が、もし「子供が我慢をしていて反抗できない」という場合もあります。
子供が本当は反抗したいけど、なんらかの理由で不満をためてぐっと我慢をしているかもしれません。
そんな場合は、いつかその反抗で押さえていた気持ちを爆発させることもあります。
反抗期なしの場合、タイプが2つあります。次はその反抗期なしについて見ていきましょう!
【子どもの反抗期なし】タイプは2つ
6歳児ぐらいになると、少なからず反抗が始まるのですが、まったくいい子で反抗しない場合、次の2つのタイプに分かれます。
①自己主張ができない・大人が怖い・母親に嫌われたくない
こちらは、本当は自分の意見があって思い通りにならない時でも、ぐっと自分を抑えてしまう場合です。
本当は反抗したいけど、反抗した後の親や周りの態度が気になるので、心で我慢している場合があります。
多くの場合、親や身近な大人で厳しい人がいる時になりやすいです。
今、とてもいい子だとしても心の内で溜め込んでいて、いつか大爆発するかもしれません。
あるいは中学生や高校生、あるいはもっと大人になってから、引きこもりや家庭内暴力に発展することもあります。
子どもの言うことに耳を傾け、できるだけ気持を聞いてあげるようにして、子どもの心を解きほぐしてあげましょう!
②子供の気持が親に伝わっていて反抗することがない、安心できている
6歳児の頃は自我がハッキリしてきて、自分の思うようにいかないと反抗的な態度になります。
親子関係が良好で、反抗するような感情が湧かないという場合もあります。
そんな時は、あえて反抗しませんので「反抗期なし」となります。
親子の価値観が似ていると反抗は少なくなりますね。
例えば、もっと滑り台をしたい!という気持が子供にあり、親もその気持ちを汲み取っていれば、子どもが満足するまで滑り台をさせてあげることができます。
子供も思い通りたくさん遊べて大満足ですので、反抗する理由がないのです。
しかし、現実にはその子だけに関わっていることもできず、子どもの気持より大人の都合を優先することのほうが多いですよね^^
6歳児の中間反抗期のまとめ
6歳児の中間反抗期は成長の証です。
男の子、女の子では成長の仕方が違い、育つ環境も違うのでそれぞれの反抗の仕方がありますよね。
大事なことは、順調に成長していることに感謝するということ。
親としては腹立つことばかりですが、ちゃんと愛情を持って子供に接するようにしましょう。
しかし、イライラするのを我慢できない時もありますよね。
そんな時は、
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