離乳食として与えやすいバナナ。
いつから与えられるのか気になりますね。
離乳食にバナナを与える時には、生後5~6ヶ月くらいから与えましょう。
きっと甘味のあるバナナに赤ちゃんは感動してくれるはず!
ここでは、
- バナナを与え始める時期
- バナナを生で与える時期
- 離乳食でバナナを出す時の注意事項
をご紹介いたします。
赤ちゃんの離乳食でバナナを与えるのはいつから?
栄養豊富なバナナは、生後5~6ヶ月のゴックン期から与えられます。
バナナって柔らかいし甘味もあるから、離乳食としてすごーく重宝しますよね!
初めて与える時には加熱して!
そのまま食べる印象があるバナナですが、初めてバナナを与える時には加熱してください。
「バナナケーキでもないのに何で加熱!?」と思いますよね。
実はバナナって、アレルギ-の「特定原材料に準ずる20品目」に指定されているのです。
つまり、それだけアレルギーが出やすいということ。
しかし、バナナは加熱することでアレルギー症状が出にくくなることが分かっています。
小さな赤ちゃんなら、バナナアレルギーかどうかなんて分かりませんよね。
そのため、加熱をしてアレルギー反応が起こらないように慎重に食べさすことが大事なのです。
初めは小さじ1杯から
また、いくら加熱をしても1度に大量のバナナを与えることはよくありません。
もしもアレルギーを持っている場合に大量のバナナを食べてしまうと、アレルギーによるショック症状が重症化する可能性が高いです。
アレルギーを持っていなくても、バナナは食物繊維が多いので下痢になることもあります。
そのため、どんなに赤ちゃんがバナナをねだっても、初めは小さじ1杯のみにしておきましょう。
アレルギーが出てもすぐに病院に行けるように、午前中に与えるとより安心ですね。
赤ちゃんの離乳食でバナナを生のまま与えるのはいつから?
では、バナナを生のまま与えて良い時期はいつなのか?
早く家族と同じレシピにして楽したいお母さんとしたら、すぐにでも生で与えたいものですね!
バナナを生で与えるのは生後7~8ヶ月くらいからです。
つまり、ゴックン期の次のステップ、モグモグ期からです。
7ヶ月から生で与える時にも、初めは少量にしておきましょう。
生で与えることにより、酵素などの栄養素は取り入れやすくなる一方、今まで加熱をすることで死滅していた菌が生き残っています。
離乳食のバナナの加熱や冷凍で気を付けることは?
バナナを加熱したり冷凍する時には、「防腐剤の蓄積」と「変色」に気をつけてください。
防腐剤の蓄積
バナナは軸の部分に防腐剤が多く残っている場合があります。
特に海外のバナナだと添加物の量が多いと言われています。
添加物は体内に蓄積されやすく、決して体に良いものではありません。
そのため、バナナを加熱したり冷凍する時は根元1㎝くらいを切り落としましょう。
バナナを購入する時のポイント
赤ちゃんの体に防腐剤が蓄積されるなんて絶対に避けたいですよね。
バナナを選ぶ時には、有機JASマークのついたバナナを選ぶことをおすすめします。
有機JASマークのついているバナナは、農薬などの厳しい検査基準をクリアしているバナナなので安心して口に入れやすいです。
変色
バナナは空気に触れるとすぐに酸化して変色します。
加熱をした時には、熱を取った後早めに赤ちゃんに食べてもらいましょう。
冷凍する場合、何日もバナナを使用しない時にはレモン汁をふりかけておくことで、バナナをより長持ちさせることがでますよ!
また、(ちょっと離乳食のストックとしては不向きですが)、バナナは皮付きのまま冷凍すると変色を長く防げます。
離乳食のバナナまとめ
バナナは5~6ヶ月から与えることができます。
離乳食に初めてバナナを与える時には、加熱して小さじ1杯から始めましょう。
生で与えて良い時期は7~8ヶ月からです。
生の場合も慎重に少量ずつ始めることがポイントです。