空気が乾燥してくると、お肌もカサカサ乾燥してきてしまうもの。
ひどくなるとひび割れたようになったり、粉をふいてしまうこともあります。
痒くて我慢できない‥なんてことも。
実は、そんなお肌の乾燥を招いているのがお風呂!!
日本人にとってお風呂は毎日入るものですが、このお風呂が原因で乾燥を悪化させていることも‥。
そう言われると、乾燥肌の人はお風呂に入らないほうがいいのでしょうか?
ここでは、乾燥肌の人はお風呂に入らないほうがいいのかどうか?に加え、乾燥を招かないお風呂の入り方についてお話ししていきます。
乾燥肌の人はお風呂に入らないほうがいいの?
実は毎日お風呂に入る習慣があるのは、日本人のみ。
だからこそ、「日本人はキレイ好き」なんて言われるのでしょう。
急にお風呂に入るな!なんて言われても、正直困りますよね‥。
乾燥肌の人も、お風呂に入るなというわけではありません。
ただ、お風呂に入ることによって乾燥が悪化する可能性があるというのも、また事実なのです。
お風呂で乾燥が悪化する理由
お風呂で乾燥が悪化する最大の理由は、【バリア機能が低下する】こと。
お風呂で必要な皮脂や保湿成分を洗い流してしまうことで、肌が無防備な状態になってしまうのです。
乾燥肌の人は、ただでさえバリア機能が低下していますので、余計にひどくなる恐れがあるわけです。
お風呂に入らない人もいる?
タモリさんや福山雅治さんなどが、以前テレビ番組で「お風呂に入らない」と言っていました。
厳密には、【お湯につからず、石鹸を使わない】入浴法になります。
この方法は、お風呂は38℃程度のぬるま湯に浸かり、石鹸を使わずに体を洗うというもの。
汚れやニオイなどが気になりますが、そのほうが肌をキレイで健康に保てるのだとか‥。
芸能人がやっていると聞くと気になりますが、私はちょっと抵抗がある、というのが本音です。
乾燥を防ぐお風呂の入り方
ではここで、できるだけ乾燥を防ぐお風呂の入り方について紹介しましょう。
乾燥を防ぐお風呂の入り方3つのポイント
- お湯の温度
- 体の洗い方
- 入浴剤
では、それぞれについて見ていきますね!
まずは、お風呂のお湯の温度についてからです。
お風呂のお湯の温度
熱いお風呂が好きという人もいるでしょうが、熱いお湯は乾燥を招くためNG!
適温は38~40℃くらいの、ちょっとぬるいかな?と感じる温度なんです。
熱すぎると、必要な皮脂まで落としてしまうため要注意ですよ~。
ぬるめのお湯であっても、15分程度を目安にお湯から上がるようにしてくださいね。
お風呂で身体の洗い方
また、ゴシゴシとナイロンタオルなどで体を洗うこともやめましょう。
体も顔と同じ肌ですから、泡で優しく洗ってくださいね。
最近は、ボディソープにも保湿効果のあるものが売られていますから、できるだけ乾燥肌向けのものを選ぶのもgood。
泡で出てくるタイプのものなら、いちいち泡立てる必要もないため便利ですね!
お風呂で使う入浴剤
最後に、保湿効果のある入浴剤を紹介します。
ウルモア 保湿入浴液
花王キュレル 入浴剤
薬用ソフレ スキンケア入浴液
こういった入浴剤を利用すれば、乾燥を招く危険のあるお風呂(湯船)も、リスクを最低限にできるでしょう!
お風呂に入らない、体を洗わないことに抵抗のある人は多いと思いますので、できることから乾燥対策をしていけるといいですね。
まとめ
乾燥肌の人はお風呂に入らないほうがいいのか?について、お話ししました。
お風呂は乾燥を招く危険性がありますが、だからといって入らないという選択はなかなか難しいもの。
今までの習慣をガラリと変えるのは、簡単なことではありません。
だからこそ、少しでも乾燥を防げるお風呂の入り方を実践してみましょう。
もちろん、お風呂から出たあとの保湿ケアも忘れずに。