「あっ、セラミックヒーターつけっぱなしだ!」
そんなことを外出中に思い出したら、ヒヤリとしますよね。
本来は、セラミックヒーターはほとんど火事の心配がない安全なタイプの暖房器具です。
しかし、電気を使っているので、全く心配がないわけではありません。
ここでは、セラミックヒーターをつけっぱなしにすると家事の危険性がどれほどあるのか具体的にご紹介します。
セラミックヒーターをつけっぱなしで火事になる危険な使い方4つ!
結論から先にお伝えすると、
セラミックヒーターをつけっぱなしにしていた場合、
使い方によっては、『火事になる可能性があります!』
セラミックヒーター(セラミックファンヒーター)は、本体の中にあるセラミックを、電気を通して温めています。
それと同時に吸い込み口から、空気を吸い込んでいます。
高温となったセラミックに空気を当てて、温風にして室内に吹き出しています。
温風なので安全のように見えますが、次の4つのような使い方は、危険なので注意しましょう!
危険な使い方① 本体に紙や衣服が乗っている
寒いと洗濯物が乾きにくいからと、セラミックヒーターをつけっぱなしにして、乾かしている人は要注意です。
また、紙類も近くに置かないようにしましょう。
なんらかの原因で、紙や衣服がセラミックヒーターに乗ってしまうと危険です。
危険な使い方② 空気の吸い込み口がふさがれている
本体の後ろや、横についている空気の吸い込み口がふさがれていると危険です。
セラミックヒーター内部のセラミックが、高温になりすぎてしまいます。
危険な使い方③ 電源コードが壊れている
電源コードが壊れて銅線が見えていたり、むき出しになっているものを使うのは危険です。
銅線で発生した熱から発火し、火事になる場合があります。
また、長時間プラグを指しっぱなしにしておくとホコリが溜まり、そこから発火する場合もあります。
危険な使い方④ 加熱すると危険なものが近くにある
スプレー缶などは、温められた風が当たり続けると危険です。
スプレー缶が熱くなり、破裂するおそれがあります。
セラミックヒーターの動力源は『電気』
空気を吸い込んで、電熱部のセラミック部分で熱源となり温風に変えて吹き出しています。
セラミックヒーター(セラミックファンヒーター)の熱源は電気を使用しています。
そのため、本体は軽くて移動させるのも簡単な物が多いです。
しかも、空気も汚れないので、暖房器具のなかでも人気となっています。
セラミックヒーターのメリット
セラミックヒーターのメリットはたくさんあります。
- 石油やガスを使用せず電気のみのため空気が汚れない。
- セラミックヒーターは電源を付けてすぐに温かい温風が出る。
- 加湿機能や脱臭機能、空気清浄機能と合体しているものある。
- 燃料が電気のため、燃料補充の手間が不要である。
- 本体が熱くなりにくいので、やけどや家事の危険が少ない
これらのメリットは大きいですね!
特に冬場の乾燥する時期は、加湿機能はありがたいです。
また、部屋を閉め切りにすることが多くなるので「脱臭機能や空気清浄機能」のついているヒーターはありがたいです。
目に見えない空気ですが、常にきれいにしておきたいものです。
セラミックヒーターのデメリット
セラミックヒーターのデメリットとしては以下の3つがあります。
- 電気代がかかる。
- 空気が乾燥する
- 余りにも寒い場合は温かさに限界を感じる
熱源が電気のみというのは、メリットでもあるけどデメリットでもありますね。
当たり前ですが灯油やガスを使わない分、電気代がかさみます。
また、カーボンヒーターとも比較しています。
→「カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い!」の記事では、カーボンヒーターとセラミックヒーターを比較しています。
具体的な電気代も調査して掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
安全機能がついているタイプのセラミックヒーターもあり
最近では安全機能がついているタイプのセラミックヒーターもあります。
- タイマー機能
- 転倒した場合に自動で止まる
- 高温になりすぎた場合に自動で止まる
- 赤外線センサーで、人の動きが一定時間感じられない場合に、自動的に止まる
こういった安全機能がついていれば火事の可能性も低くなるので安心ですね。
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セラミックヒーターをつけっぱなしで低温やけどになる危険性は?
吹き出し口から出る温風が60℃以上にもなるセラミックヒーターも、やけどの心配はあります。
なかでも、体温より少し高いくらいの熱で、同じ場所を長い時間温め続けたときにおきる“低温やけど”の危険性があります。
長時間セラミックヒーターをつけっぱなしで、足などを温めている人は注意ですよ!
低温やけどの症状は、皮膚がヒリヒリと痛み赤く炎症がおきたり、水ぶくれができます。
ゆっくりじっくり皮膚が焼かれていくので、気づいたときには、重傷になっている場合もあります。
その場合は、治るまで何ヶ月もかかってしまいます。
以下が、低温やけどになる可能性のおよその目安です。
- 44℃の場合は、3~4時間くらい
- 46℃の場合は、30分~1時間くらい
- 50℃の場合は、2~3分くらい
体のなかで、低温やけどのおこしやすい部分は、足のくるぶしやスネ、額などが多いようです。
皮膚の薄いところですね。
セラミックヒーターをつけっぱなしで、体の同じ場所を温め続けるのは、ほどほどにしましょう。
まとめ
セラミックヒーターは安全なタイプの暖房器具です。
使用説明書をしっかり読んで、注意するべきポイントを守って使いましょうね。
そして寝る前や外出前には、セラミックヒーターがつけっぱなしになっていないか確認しましょう。
セラミックヒーターの電源を切ることも習慣にしましょうね。
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