プロ野球の外国人枠の日本人扱いとは?人数やルール・歴史について

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プロ野球 外国人枠 日本人扱い

 

プロ野球を観ていると、どのチームも外国人が活躍しています。

日本プロ野球にとって、助っ人外国人選手の役割はとても大きいのです。

外国人だけでチームを作ったら、とても強いのチームになるのではないでしょうか。

ですので、プロ級では外国人枠というのがあります。

では、プロ野球の外国人枠はいつからあるのでしょうか?

また、人数は何人まで?ルールはあるの?

そんな疑問にお答えしていきますね!

プロ野球はいつから外国人枠があるの?日本人扱いとは?

1952年から日本プロフェッショナル野球協約(協約第82条の2)で、チームの外国人枠が、支配下登録3人、出場選手登録3人と決められました。

それ以降、人数の変更を経て現在その人数は支配下登録は無制限、出場選手登録は投手と野手を含め4人になりました。

日本人扱いとは?

ここで言う外国人選手は日本国籍でない選手を指しますが、次の項目にあてはまる選手は、日本国籍を有する選手と同じ扱いを受けることができます。

  1. 選手契約締結以前に、日本の中学・高校・短大(専門学校を含む)などに、通算3年以上在学していた者
  2. 選手契約締結以前に、日本の大学に継続して4年以上在学した者 2003年度までは、1.および2.の規定は日本に5年以上居住することも条件とされていた。
  3. 選手契約締結以前に、日本に5年以上居住したうえで、社会人野球チームに通算3年以上在籍した者
  4. 選手契約締結後、日本プロ野球でフリーエージェント(FA)の資格を得た者
  5. 1.および2.の項目で必要年数に達しなかった選手で、プロ野球ドラフト会議の指名を経て選手契約を締結し、それら学校における在学期間と日本のプロ野球の在籍年数の合計が5年以上経過した者

このように外国人枠は、複雑で分かりにくいものになっていますが、少しでも日本の選手が活躍できるようになっています。

 

プロ野球の外国人枠の歴史は?

1951年以前にも外国人生まれの選手はいました。

その代表とも言える選手は、ロシア生まれで北海道育ちのヴィクトル・スタルヒン投手。

日本プロ野球で、通算300勝を史上初で達成した投手です。

 

他にも、ハワイ生まれの与那嶺要選手。

二人とも規定に当てはまらず、外国人枠には一度もなっておりません。

ファンの記憶に残る外国人選手は、優勝に貢献した選手です。

阪神のバース、巨人のクロマティ、横浜のローズなど、チーム優勝の記憶と一緒に残っています。

外国人枠の現状は?

今年の支配下登録選手の人数を見ると、

  • 1位巨人10人
  • 2位中日とソフトバンク8人
  • 4位広島と阪神7人
  • 12位日本ハム4人

巨人でいうと、支配下登録選手が10人で、試合に出れる出場登録選手は4人。
外国人選手同士で、試合に出場するための競争が生まれます。

メジャーリーグをみると、マイナーを含め登録選手の25%が外国人枠で、出場選手登録の枠はありません。

ここにも日本とアメリカの野球に対する考え方の違いが表れています。

日本の有望な選手が、メジャーリーグを目指す理由がここにもあります。

もちろん高い契約金が魅力なのは間違いありませんが。

まとめ

プロ野球に求めるものは、応援するチームの勝利もありますが、記憶に残る試合と華麗なプレーです。

プロ野球ファンは、それに胸を躍らせます。

そのためにも、素晴らしい外国人選手の力を借りて、日本プロ野球をもっともっと面白くして欲しいですね。

それがWBCやオリンピックで侍ジャパンが活躍することに、繋がっていくと信じているからです。