早いもので今年も残り1か月と少しとなりました。
年が明けてから入試や資格試験を控えている方は、これからの時期がまさにラストスパートといったところですね。
初詣などでは神社に行っていても、試験を受けるにあたって合格祈願に行こう!と思ったら意外とマナーがわからないということがあるかもしれません。
ここでは合格祈願にはいつ行けばいいのか、お賽銭の額や祈り方に決まりはあるのかなど知っていそうで知らなかった合格祈願のマナーについてご紹介します。
合格祈願に行くのにベストなタイミングはいつ?
合格祈願の時期についてはいつ行くべきという明確な決まりはないので、行きたいと思った時に行けばOKです^^
初詣の時に合格祈願をしてもいいですし、それだと混んでいて落ち着いてお祈りできないと思えば年内に行ってもかまいません。
家の近くに神社があれば試験の前日や当日に行っても大丈夫です。
なるべくすいている時期に行きたいのであれば七五三が終わってからの12月中ぐらいか、初詣の混雑が落ち着く1月下旬以降に行くといいでしょう。
六曜も気になるようでしたら大安か先勝の午前11時までがおすすめです。
混雑している時期に行くとインフルエンザなどの感染症にかかる可能性もありますのでその点は注意したいところですね。
時間帯ではなるべく午前中の早い時間に行くと比較的すいていますし、朝のすがすがしい空気の中で気分もリフレッシュできるのでおすすめですよ。
合格祈願は二回お参りしてもいいの?
また合格祈願は一回だけという決まりもないので、年内と年が明けてからの二回行くことも問題ありません。
合格祈願に行ったときにはお願いをするのももちろん大切ですが、いつも見守ってくれていることへの感謝の気持ちをしっかりと神様に伝えてくださいね。
合格祈願のお賽銭はいくらぐらい?
合格祈願のお賽銭についても特に決まりはありませんが、
「ご縁がありますように」という思いからお賽銭に5円玉を使う人が多いです。
他には
- 十分ご縁がありますようにと 15円
- 二重にご縁がありますようにと 25円
- 始終ご縁がありますようにと 45円
など多くの語呂合わせがあります。
反対に10円玉は「遠縁」に、500円玉は一番高額な硬貨なので「これ以上効果なし」に通じるとして避ける人が多いようです。
とはいえお賽銭はあなたの気持ちですから無理して多く入れる必要はありませんし、必要以上に語呂や縁起を気にすることもありません。
合格祈願に行ったときにお財布の中に5円玉があったらそれもプラスする、ぐらいの気持ちでいいと思います^^
合格祈願の祈り方のマナーは?
お祈りの仕方は神社の場合は「二礼、二拍手、一礼」とされていますが、具体的にはどのようにするのでしょうか。
お祈りの仕方を詳しく説明します。
- 拝殿の前で軽く一礼し、神様に挨拶をする
- 鈴をしっかりと鳴らす
- お賽銭を静かに入れる
- 二度頭を下げる(90度くらいの深いお辞儀)
- 胸の高さで二回拍手し、そのあとしっかり手を合わせてお祈りする(この時、自分が何者であるのかも名乗りましょう)
- しっかり頭を下げてから後ろへ下がる
難しいことは何もありませんね。
また、特別な事情がない限りは神社の鳥居をくぐる前に帽子やフード、サングラスや手袋などは外し、服装の乱れを整えてください。
恰好は特に気にせず普段着で大丈夫ですがあまりにだらしない恰好や過度に露出の多い服は控えたいですね。
学生さんなら制服で行くのもいいでしょう。
いかがだったでしょうか?
せっかく合格祈願に行くならマナーを守ってしっかりお祈りしたいものですよね。
もちろん合格祈願に行けば必ず試験に合格できるというわけではありません。
しかし行くことによって気持ちが前向きになり、また気を引き締めて目標に向かって頑張れるようになるでしょう。
また、試験を受けて合格発表があったら1年以内にお礼参りに行くことも忘れないようにしてくださいね。
あなたに明るい春がやってきますように!