最近、家庭菜園を楽しむ人が増えています。
我が家でも、主に夏野菜を中心に毎年野菜を育てていますよ~!
ただ、毎年同じような野菜ばかりなので、たまには変わったものを栽培してみたいな、なんて思うことも。
そんなとき、知人に「紅菜苔(コウサイタイ)は?」と勧められたのですが、このとき私は紅菜苔が何なのか知りませんでした。
そこで興味を持ち、紅菜苔の栽培方法について調べてみましたよ!
紅菜苔の栽培方法や年間を通しての育て方、害虫対策まで紹介しますので、紅菜苔を育ててみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
紅菜苔(コウサイタイ)の栽培方法は?土壌管理に要注意
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紅菜苔は、アブラナ科の二年草で、春先から次々と収穫することができます。
アスパラガスのような、独特な風味があるのが特徴!
中国が原産で、日本へは昭和ごろにやってきました。
紅菜苔のタネも、最近ではホームセンターなどでも見かけるようになりましたね~。
私が知らなかっただけで、意外とメジャーなのかもしれません。
そんな紅菜苔、育てるときにはまず土壌管理に気を付けてください!
なぜなら、紅菜苔は酸性に弱いんです。
酸性の土にタネを植えてしまうと、十中八九育つことはありません。
そのため、石灰などを入れて土をアルカリ性にしてくださいね!
紅菜苔を育てようと思うのなら、まずはここから始めましょう。
紅菜苔(コウサイタイ)のタネの蒔き方・育て方・収穫方法・害虫対策
では、紅菜苔の具体的な育て方について見ていきましょう。
紅菜苔は【暑さに弱く寒さに強い】ので、冬をまたぐようにして栽培します。
私は夏野菜ばかり育てていたので、冬をまたぐ野菜は新鮮な気がしました!
紅菜苔のタネの蒔き方
紅菜苔のタネは、プランターでも畑に直植えでも、どちらでもかまいません。
1~2cm程度の間隔をあけて、紅菜苔のタネを蒔きます。
その上から1cmくらい土をかぶせ、水をたっぷりあげましょう。
紅菜苔の発芽条件の気温は、15~20℃。
いくら寒さに強いとはいえ、上記の気温よりも下がってしまうと、発芽することができません。
ですから、だいたい【9月下旬~10月頃】までには、タネを蒔いておくといいでしょう。
紅菜苔の育て方
紅菜苔(こうさいたい)の芽が出たよ 早く定植したい。本来直播きしなきゃならないのに、二年前のタネだから不安になり、試験的に芽吹かせた。 pic.twitter.com/8cLavWFx
— ヨシノリ(前を向いて行こう) (@yochan321) April 15, 2012
紅菜苔の芽が出てきたら、間引きをします。
間引きをしないと、しっかり育たなくなりますので、必ず間引きはしてください。
また、紅菜苔の生育適温は10~20℃。
真冬は最高気温が一桁やマイナスになるような地域では、ある程度は寒さ対策をしたほうがいいでしょう。
ビニールハウスのようなものをつけたり、プランターを室内に入れるなど、できる範囲で寒さ対策をするのがおすすめ。
我が家の地域も冬はかなり気温が下がるので、私は移動できるようにプランターで育てることにしましたよ!
真ん中の紅菜苔が想定外の生長ぶり。??
両サイドのかき菜&のらぼう菜よりも
1週間ずらして種蒔きしても大丈夫かも?ちょっと虫食いがあるので
そろそろ青虫バスター始めます。??#家庭菜園 左から #かき菜 #紅菜苔 #のらぼう菜 pic.twitter.com/8MMkxZ8lu1— まつもと@NoraFarm (@norafarm_tweet) October 10, 2019
紅菜苔の収穫時期
紅菜苔は、春先に収穫することができます。
目安としては、2月~4月頃。
紅菜苔の花が1~2輪程度開花したら、根元近くで折りましょう。
先端を折るのではなく、「根元近く」を折ることがポイントですよ!
鮮やかな赤い色をしているので、食卓が映えること間違いなしですね!
紅菜苔の害虫対策
紅菜苔に限ってではありませんが、家庭菜園をしていると、どうしても害虫が気になるもの。
農薬を使うという方法もありますが、できるだけ無農薬で育てたいというのが本音ですよね?
紅菜苔につく害虫には、
- コナガの幼虫
- アブラムシ
- ヨトウムシ
などがあります。
春蒔きをしたときは、特にこれらの害虫には注意しなくてはなりません。
せっかくの紅菜苔が、収穫前に全滅‥なんてことも。
紅菜苔はアブラナ科の植物なので、スミチオン系の殺虫剤を使うと薬害が出るので、気を付けてください。
おすすめは、やはり防虫ネットなどを張って物理的に害虫を防ぐことでしょう。
発芽したばかりの生育初期から、プランターごと防虫ネットで覆ってしまうのがおすすめです。
まとめ
紅菜苔の栽培方法について、お話ししました。
紅菜苔はあまり聞き慣れない名前ですが、冬をまたいで春先に食べられる野菜です。
水やりさえ忘れなければ、比較的失敗しにくいのも魅力的ですよね!
私もすっかり紅菜苔の育てやすさと味に魅了され、今では毎年秋の終わりに紅菜苔のタネを蒔いています。
興味のある人は、ぜひ紅菜苔を栽培してみてくださいね!