子供が大好きな夏の虫の代表格「カブトムシ」!!
7月、8月になるとスーパーでも売っていて、“そこまでして売りたいか!?”なんて親としては思っちゃいます。
でも、子供がせっせとカブトムシを世話している姿をみると、“ちょっと協力しちゃおうかな”なんて思いませんか?
しかし、カブトムシは飼育法を間違うと下痢をして早死にしてしまいます。
ここでは、カブトムシを早死にさせないための餌やりについてご紹介いたします。
これを読めば、今年の夏はカブトムシが長生きしてくれること間違いなし!!
カブトムシはキュウリやスイカで下痢するって本当?
昔はカブトムシを飼うとなると、キュウリやスイカを与えておけば大丈夫みたいな人もいましたが、実はこれNGなのです。
カブトムシはキュウリやスイカを餌として与えると下痢をして死んでしまいます。
どうしてキュウリやスイカで下痢をするのかというと、水分が多すぎて栄養素が少ないからです。
つまり、カブトムシはキュウリやスイカだけを与えながら飼育していると、栄養を満足に摂ることができずに、早く死んでしまいます。
カブトムシのエサに砂糖や塩をかけてもいいの?
次に、カブトムシの餌に砂糖や塩をかけて味つけをしたり栄養を高めようとするのってどうなのでしょうか?
これも、結論から言えば砂糖も塩もNGです。
砂糖は口が開かなくなる!
まずは、砂糖です。
砂糖がどうして餌としてNGなのかというと、砂糖と餌の水分が混ざってネバネバになるからです。
ネバネバになった砂糖をカブトムシが食べると、カブトムシは口を開くことができなくなります。
つまり、酸欠になって死んでしまうということです。
塩は塩分が高すぎる!
塩をそのまま餌にかけるのはどうしてNGなのかというと、塩分濃度が高すぎるからです。
これでは、塩をそのまま与えるのはカブトムシにとって毒でしかありません。
カブトムシの餌は何がいいの!?
あれもダメ、これもNGとなると、「一体何を食べさせればカブトムシが下痢することなく生きられるの??」って不思議に思いますよね。
カブトムシの餌で一番良いのは「カブトムシ専用ゼリー」です。
どうしてカブトムシゼリーが一番良いのかというと、カブトムシにとっての一番ベストな水分量と栄養分が入っているからです。
また、ゼリーをカップごと与えておけば、キュウリやスイカなどの水分が飛び散るものよりも衛生的だし片付けやすい。
いいこと尽くしなのです。
カブトムシゼリーがない時
もしもカブトムシゼリーをすぐに用意できない時には、「リンゴ」と「バナナ」なら、水分量も適度にあり栄養価も高いので与えてみてください。
※腐っているものはもちろんNGです。
カブトムシが下痢して食べない時の対処法
もしもカブトムシが下痢して弱ってしまった場合は、復活方法があるので試してみてください。
方法は簡単です。
下痢した時の復活方法
- プリンカップなどの容器に画鋲で空気の通り道をいくつか作る
- 水で濡らしたティッシュ2.3枚を置き、その上にカブトムシを乗せる
- もしも食欲がありそうなら、カブトムシゼリーも1つ置いておく
以上です。
飛んでいきそうなら、上をサランラップで閉じてくださいね。
この方法で1週間ほど様子をみてください。
早い場合は1日で前よりも動くようになります。
ただ、もしも木に掴まる力がないほど弱っている時には、手遅れかもしれません・・・。
カブトムシが下痢をしない方法についてのまとめ
カブトムシは、キュウリやスイカなどの水分が多い食べ物を与えると下痢をしてしまいます。
また、砂糖や塩を餌に与えることもNGでした。
では、どんな餌がカブトムシには一番良いのかというと、カブトムシ専用ゼリーが水分バランス・栄養バランスが整っていておすすめでした。