毎年「貰って嬉しいギフトランキング」の上位に来るのが、クオカードや商品券!
餞別のお返しをしたいけど相手の好みが分からない時って、クオカードや商品券が便利です。
しかも軽くてかさばらない。
しかし実は、クオカードや商品券を贈ると失礼な場合があるのです。
餞別のお返しにクオカードや商品券をとお考えでしたらこちらの記事を参考にしてみて下さいね♪
餞別のお返しでクオカードや商品券を贈るのはNGなの?
お引越しや転勤などで餞別をいただいた後のお返し。
もしも大体の金額が分かっているなら、いただいた餞別の半額を目安にクオカードや商品券にしようと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、餞別のお返しを渡す相手が目上の人の場合は、このような「金券」で返すのは失礼にあたります。
目上の上司などに金券は贈らないのがマナーなのです。
そもそも、「餞別」ってどういう意味かというと、「離れていく人に贈る記念品」や「はなむけ」という意味があるのです。
そのため、記念品を贈った相手に金券を渡してお返しするのは、良い意味に取られない場合があるので、「クオカード」や「商品券」は贈らないようにしましょう!
餞別のお返しでクオカードや商品券を渡す時のマナー
では、餞別のお返しにクオカードや商品券を渡す時には、どうやって渡すのがマナーなのでしょうか?
気を付けることは2つあります。
- 何が好みか分からなかったからという一言を加えて渡す
- 手紙かお礼を添える
「何が好みか分からなかったから」という一言を加えて渡す
クオカードや商品券って、実用的だし絶対に使えるから正直もらえば嬉しいもの。でも、
「何でクオカード?」って疑問に思う人も多いのです。
だって、クオカードや商品券は、相手の好きなものを考える手間が省けるものだと思っている人も多いから。
つまり、クオカードや商品券を貰うと、「お返しを考えるのがめんどくさかったから、クオカードなの?」って思われることがよくあるのです。
これ、貰う側も渡す側もすごく寂しいですよね。
こうならないためにも、「喜ぶものが何か分からなかったから、クオカードなどの実用的なものにした」ということを伝えるようにしましょう。
この一言があるだけで、相手が残すあなたへの印象は全く違います。
クオカードや商品券にお礼の手紙を添える
遠くに離れてクオカードや商品券を郵送する場合、必ず手紙を添えて送りましょう。
そのまま渡すのはあまりにも素っ気ないです。
また、直接渡す場合も、一言でも手紙が添えてあるだけで貰った側は心が温まります。
手紙の内容には、「餞別をいただいたお礼」「新しい場所での意気込み」の2つは絶対に入れたいですね。
もちろん、目上の人に手紙を渡す時にはしっかりとした手紙にするのがマナーです。
同期や友達など、フランクに付き合える仲なら砕けた手紙でOKです。
贈る相手によって手紙の内容もきちんと変えられると、「人間味のある、素敵な人だな」と思ってもらえますよ。
まとめ
餞別のお返しにクオカードや商品券を渡すことは、基本的には問題ありません。
正直、貰って嬉しいギフトなので喜ばれることが多いはずです。
しかし、目上の上司にクオカードのような金券を渡すのは、失礼にあたります。
そのため、目上の人にお返しをする場合は、クオカードや商品券は避けましょう。
そして、もしも金券でお返しをする場合は、
- 「相手の好みが分からなかったから金券になってしまった」ということを伝える
- お礼の手紙を添える
ことをしてください。
金券だけを渡すのは、あまりにも素っ気ないので気を付けましょう。