子供が成長するとだんだんお雛様を出さなくなるご家庭もありますよね。
押し入れの奥にしまいっぱなしで、何年もお雛様を出していないことに気づき、
なんだか悪いことをしているような後ろめたい気持ちになりませんか?
そんな時に、お雛様をしまいっぱなしにすると不幸が訪れるよ!
などと、友人から言われたらドキッとしてしますますよね。
ここでは、お雛様をしまいっぱなしの場合、どのようにしたらいいのかご紹介しますね♪
雛人形をしまいっぱなしだと不幸が訪れるって本当?
昔からの言い伝えで「雛人形を何年も出さないと不幸になる」というようなことを聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?
雛人形は女の子のお守りとも言われていますので、大切な愛娘に良くないことが起こったらと心配になりますよね。
しかしこれは、人形に風を入れてカビや虫がつかないようにするための言い伝えです。
昔の人が考えた教訓のようなもので、実際に不幸になるわけではありません。
大切なものを長く愛するためにも、1年に1度は虫干しのためも兼ねて出しましょう、というところからきています。
ですので、不幸が訪れるというわけではありませんが、いつまでもしまいっぱなしでは、お雛様もかわいそうですよね。
役目が終わったお雛様ってどうしたらいいの?対処法3つ!
役目が終わった後の雛人形の対処方法は3つあります。
1.しまいっぱなしの方が縁起悪いので潔く処分
しまいっぱなしの押入れには風が流れにくく、運気が下がってしまいます。
実は、思い切って処分してしまっても問題はありません。
ただ、しっかりお礼の気持ちを込めることは大切です。
可燃ごみや粗大ごみにて処分しても問題ありませんが、さすがに人形ですので気になるかもしれません。
そんな時は、供養して処分しましょう!
必ずしなければいけないという決まりはありませんが、供養をすることで安心して手放せますよね。
ほとんどの神社やお寺で受け付けてもらえます。
ご近所に神社やお寺がなかったり、時間が合わなくて持っていけない場合は、送ることもできます。
check >>自宅から手軽に供養ができる「お焚き上げ」
お焚き上げの様子です。
今まで守っていただいた感謝の気持ちを込めて供養を行なっていただきましょう。
2.大切なものだからこそ、次の方へ譲る
子ども達の身代わりとなり、成長を見守ってくれた雛人形。
思い入れが強い場合は、大切にしてくれる人へ譲りましょう。
娘さんがいる場合は引き継がせてもいいですよね。
→雛人形って親のお下がりはNGなの?母親から譲り受ける場合の対処方法!
身内で譲る人がいない場合は、欲しい方を探す、他国への寄付という選択肢もあります。
雛人形は1人に1つ、身代わりでありお守りと同じとも言われています。
その為、おさがりで使用することは懸念される風潮がありました。
そんな中、最近ではメルカリなどのオークションで販売する方もいます。
欲しい人はたくさんいます。
メルカリおすすめです!
メルカリに招待コード「MQPYQM」を入れると、500円分のポイントがもらえますよー(*’▽’)
いきなり売るのが心配な方は、プレゼントの500円で何かを買ってみるのがおすすめ♪
子供用の足袋など買えますよ。
実際、1~2月頃に実は良く売れています。
私は、お雛様のぼんぼりを子供が触って壊してしまったので、ぼんぼりだけをメルカリで買いました。
なので、バラしにして売ってもいいんですよ~☆
しかし、大切な雛人形を他人へ譲ることに抵抗がある人もいますよね。
3.しまいっぱなしはやめて、ずっと飾り続ける。
雛人形を大人になったら飾ってはいけないという決まりはありません。
いくつになっても大切な子どもであることは変わらないはず。
子どもや孫たちの健康や幸せを祈って飾り続けてはいかがでしょうか?
とても賑やかな初節句を迎えられるはずです。
スペースに余裕がある場合は活用し続ける方法がオススメです。
まとめ
- 思い出深い雛人形だからこそ、ずっと持っておく。
- もう十分に活躍してくれたので、潔く手放す。
- 大切なものだからこそ供養をしっかりする…。
使わなくなった雛人形の対処法は様々です。
ご自身とお子さんが納得できる答えを出しましょう。
最近では、アパート用や将来のことを考えてコンパクトな雛人形が主流です。
その為、ご実家に大きな雛人形を置いておくのも良いですよね。
今後、お子さんが出産してお孫さんが生まれる時…。
孫へ雛人形を贈る際には、スペースや将来のことを考えて購入しましょう。
大切なのはお子さんを思う気持ちですね。