意外と知られていないヒールの高さの正しい測り方!
そもそも、ヒールというのが、靴のどこからどこまでの高さのことをいうのか知っていますか?
正確な測り方は知らないという人が、結構多いんです。
身長が高い人も、身長が低い人も、ヒールを履くことで脚が長くきれいに見えます。
高ければ高いほどいいと思われがちですが、残念ながらそれは違います。
あなたに合ったヒールの高さというのがあります。
股下サイズと身長から導く黄金比を知ることで、今すぐ美脚にみえる靴にチェンジしましょう!
ヒールの高さの正しい測り方は?
まずは基本中の基本になりますが、靴のどこからどこの部分をヒールの高さと呼ぶのかご紹介していきます。
ヒールの高さの正しい測り方を知って、あなたの手持ちの靴は何cmヒールなのか、しっかりと把握しましょう。
ヒールの高さとは?
細いヒールは特に、靴の付け根のところから少し曲線を描くようになっています。
しかし、ヒールの高さとは、靴の付け根の部分から、まっすぐに地面に向かって測った高さのことです。
ヒールの部分の素材や形によっては、靴のヒール部分を測って高さを調べにくいものもあります。
その場合は、
【あなたの身長 – 靴を履いたあなたの身長 = ヒールの高さ】です。
ヒールの高さと身長や股下サイズの黄金比とは?
- 本来は身長が高いにもかかわらず、なぜか実際の身長よりも背が低く見える人。
- 逆に、身長が低いにもかかわらず、なぜか実際の身長よりも背が高く見える人。
これは「股上」と「股下」の割合によって、人がパッとみたときの受ける印象が大きいからです。
視覚効果ってすごい大事ですよね~。
もちろん身長が高く見える理由は、脚が長くみえるから。
では、理想的な身長や股下サイズの黄金比とはどれくらいなのか見ていきましょう。
身長に対する股下の理想的な長さとは
身長に対する股下の理想的な長さは、身長に対して47%です。
しかし、日本人女性の身長に対する股下の長さの平均は、45%です。そのことを踏まえてみても、身長に対して足の長さが46%以上であれば、あなたは脚が長いといえます。
あなたの身長に対する股下の理想的な長さを知るには、
【理想的な股下の長さ = 身長 × 0.47】で求めることが出来ます。
たとえば、身長が160cmの場合、
【理想的な股下の長さ = 160 × 0.47 = 75.2cm】となります。
つまり、あなたの実際の股下の長さがこの「75.2cm」よりも下ならば、この数値に近づくようにヒールの高さを選びましょう。
股下サイズの黄金比とは
実は、股下サイズにも黄金比があります。
身長に対する股下の理想的な長さが、47%以下でも脚が長くみえる人というのは、この股下サイズが黄金比な場合です。
股下サイズの黄金比は、【股下から:膝から地面まで=3:5】です。
あなたの股下サイズの黄金比を求める場合、股下から膝までの長さを調べましょう。
その数値を基準に、膝から地面までの理想的な数値を出します。
【あなたの実際の膝から地面までの長さー理想的な数値=美脚にみえるヒールの高さ】となります。
たとえば、股下サイズが「70cm」、股下から膝「28㎝」、膝から地面まで「42cm」の場合、理想的な膝から地面までの長さは、股下から膝 : 膝から地面まで = 28cm:【46~47cm】となります。
そこから導き出される、美脚にみえるヒールの高さは4cm~5cmということがわかります。
まとめ
脚を長く見せたい!きれいに見せたい!という思いから、ついついヒールの高さが高くなってしまう気持ちはよくわかります。
しかし、ヒールを履いていると脚が痛くなったりする方は、なるべくヒールの高さは3cm~5cmまでに抑えましょう。
痛みを我慢したまま高いヒールの靴を履いていると、足指の形が変形してしまい【外反母趾】が起こるケースもあります。
初期であれば治すことが出来ますが、足指の変形が固定されてしまうと戻せなくなってしまいます。
また、靴を選ぶときは、ヒールの高さだけではなく、あなたの足の形に合ったものをきちんと選ぶことも大事ですよ!