代々受け継いでいる立派な雛人形がある場合、その雛人形を毎年飾ることもありますね。
私も、親から受け継いできた7段飾りの雛人形があります。
そして、ありがたいことに私にも娘が生まれ・・・、今は4畳半の部屋いっぱいいっぱいに毎年せっせと組み立てています・・・。
正直、立派だけどもっと雛人形をコンパクトにしたいです。
だって、実家みたいに広いお家じゃないので・・・。
そこで、今ある雛人形をコンパクトにできないか、実際に雛人形を扱うお店で確認してみました。
「今ある雛人形をコンパクトにしたい」と思っている方は、ぜひ参考に読んでみてください。
もし、親のお下がりのひな人形が心配な方はこちらを参考にどうぞ♪
→ 雛人形って親のお下がりはダメなの?母親から譲りたい場合はこうしよう!
三段やケース入りにコンパクトにすることはできる?
ケースに入っているような、コンパクトな雛人形にできたら飾るのも楽だし部屋も広々使えますね。
今ある雛人形をコンパクトにするには次の3つが考えられます。
- 段数を減らす方法
- ケース入りにする方法
- 小サイズにリメイクする方法
コンパクトにする前に雛人形の意味を知っておきましょう!
コンパクトにする前に雛人形の意味を知っておく!
7段飾りの雛人形を持っている人だと、「全部飾らないといけないのでは?」と思う人も多いかもしれませんね。
しかし、雛人形の意味を持つ「災いを身代わりしてくれる人」って、実はお内裏様だけなのです。
つまり、お内裏様だけを出しておけば、お雛様の役割を果たしてくれるということ。
実際に、私が電話で相談した時も「お内裏様とお雛様だけ飾られてはいかがでしょうか?」との回答がありました。
だから、お内裏様とお雛様だけを玄関に飾るという方法でもいいのです。
リメイクするならプロに任せる
しかし、中には今ある雛人形をリメイクして全て小さくした状態で飾りたいという人もいるはずですね。
もちろん、全ての人形と道具をコンパクトにリメイクすることは可能です。
この場合、人形専門店のプロに任せましょう。
また、全てをコンパクトにリメイクしない場合、残った雛人形は必ず人形供養してください。
今ある雛人形をコンパクトに飾る場合
では、今ある雛人形をコンパクトに飾る場合はどうしたらいいでしょうか?
私が確認した人は、お内裏様とお雛様のみを飾るという方法以外に、【段数を減らす】という方法を教えてくれました。
では、必要なものだけにしてケースに入れる事は出来るでしょうか?
段飾りのひな人形をケースに入れたい
これは、私の個人的な希望でもあったのですが・・・
「お内裏様とお雛様だけケースに入れることはできないかな~?」と思っていました。
始めからケースに入っているお雛様なら、出し入れもすごく楽だし掃除も楽じゃないですか。
そのため、「今ある雛人形をケースに入れたい」ということもお願いしてみました。
しかし、7段飾りのお内裏様とお雛様は元々が大きいですって。
なので、ケース自体をすごく大きなものを用意しないといけなくなるため、あまりおすすめしないとのことでした。
というか、NGだと言われました。
7段飾りを3段、5段飾りに変えるのはOK
- ケースに入れることが難しいのであれば、段数を減らすことはできないか?
- 段だけを買うことはできないのか?
と質問もしてみました。
すると、これはOKでした。
7段飾りのような大きな雛人形をコンパクトにするなら、3段飾りや5段飾りに変えてコンパクトに飾るのもアリだと教えてもらえました。
ただ、段だけを購入する場合、間口をしっかりと確認してから購入しないといけないとのこと。
専門家なら、写真を見ただけでどのくらいの大きさの雛人形なのかということはすぐに分かるそうです。
もしも段だけ買いたい時には、楽天やアマゾンの通販なら玄関先まで配達してくれて自宅に居ながら届くので便利ですね。
まとめ
雛人形をコンパクトにしたい場合には、
- 今ある雛人形の一部だけを使う
- リメイクする
という方法の2通りあります。
基本、雛人形はお内裏様とお雛様さえ飾れば災いから身を守ってもらえるものです。
そのため、今ある雛人形のお内裏様とお雛様だけを飾っても全く問題ありません。
しかし、もしも今ある雛人形をリメイクして小さくコンパクトにしたい場合は、プロの専門店に任せてください。
そして、残った雛人形は必ず人形供養に出しましょう。