無性ににんにく料理が食べたくなる時ってありませんか?
にんにく料理ってすごく美味しくて、疲れた時にはガツンと食べたくなりますよね。
特ににんにくのホイル焼きは、ホクホクのにんにくをガッツリ食べることが出来るので、たまに思いっきり食べたくなります。
そんなにんにくのホイル焼きですが、やっぱり気になるのは次の日の臭いです。
ガッツリにんにく料理を食べた次の日の朝は、起きた瞬間から猛烈な臭いを自分の体が発していることが分かり愕然とします。
ニンニクのホイル焼きを食べた翌日の臭いを防ぐ方法はあるのでしょうか。
今回はにんにくのホイル焼きを美味しく、かつ臭いを気にせずに食べられる方法をご紹介いたします。
にんにくのホイル焼きで臭わないコツ
なぜ、にんにくを食べると翌日臭いがしてくるのでしょうか。
にんにくが臭う原因は?
それは、調理している途中で「アリシン」と言う成分がにんにくの中で作られるからです。
アリシンを含んだにんにくを食べることにより、このアリシンが体中に運ばれ、臭いを発生させるのです。
ですが、アリシンはもともとにんにくには存在していません。
調理の際ににんにくを刻んだりすりおろしたりする事によって、組織が破壊されます。
それによりもともとにんにくに含まれている、「アイリン」と言う成分が「アナリーゼ」と言う酵素と反応してアリシンが作られるというわけです。
つまり、アリシンを作らせないように調理する事で、にんにくを食べても臭わなくすることが出来るという事です。
では、どうすればアリシンの産生を防ぐことが出来るのでしょうか。
アリシンの産生を防ぐには
先程も言った通り、組織が破壊される事でアリシンが作られます。
ですのでニンニクは、すりおろすよりもスライス、スライスよりも丸ごと調理した方が臭わなくなります。
更に、アリシンを産生させる原因物質のひとつ、アナリーゼは熱に弱いので、加熱することにより働きを失います。
すりおろしたり刻んだりしてアリシンが作り出される前に、丸ごと火を通してしまいましょう。
にんにくのホイル焼きを作る場合、一度電子レンジで加熱することにより、熱がムラなく伝わり、より効果があります。
しかし、完璧に臭いを消す事は出来ません。
アリシンの吸収を抑えるには
出来るだけアリシンを体に吸収させない事も重要になってきます。
【食前に牛乳を飲む】
まず、食前に牛乳を飲む事で胃の中に膜を張り、アリシンの吸収を抑えることが出来ます。
【食事中や食後には緑茶を飲む】
食事中や食後には緑茶を飲みましょう。
緑茶に含まれるポリフェノールは口臭を消してくれる効果があります。
ポリフェノール含有量が多めの緑茶を飲むとより効果的です。
【食後のデザートにリンゴ】
更にリンゴにもポリフェノールが含まれているので、食後のデザートにリンゴを選ぶといいでしょう。
その際には皮は剥かずにそのまま食べてください。
皮の近くに多くポリフェノールは集まっているので、皮を剥いてしまうと効果が薄まります。
リンゴジュースでも効果はあるそうです。
【出かける前にシャワーを浴びる】
更に翌朝、出かける前にシャワーを浴びるだけで、臭いがかなり薄まります。
汗に含まれている臭いを直接落とす事が出来るので、時間に余裕があるのならぜひ行いましょう。
これらに気を付ける事で、にんにく料理を食べた翌日の嫌な臭いを防ぐ事が出来ます。
臭くないニンニクホイル焼きのレシピや調理法をご紹介
にんにくのホイル焼きを美味しく食べられるレシピを探してみました。
こちらのレシピはオーブントースターで丸ごと焼いています。投稿主の方も臭くないと仰っているので安心ですね。
七味味噌とにんにくを合わせると更に食欲がわいてきそうです。
パンチェッタがオシャレでワインにも合いそう。
にんにくのホイル焼きと言っても、合わせる調味料や食材を工夫するだけで、色々な食べ方が出来るんですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
焼肉屋さんに行った時に、にんにくのホイル焼きを頼みたいけど、次の日のために我慢してしまう事がよくありました。
ですが、これでもう臭いを気にせずに食べられます。
緑茶やリンゴジュースなどは外食先でもありますし、気軽に臭い対策が出来るのではないでしょうか。
にんにくは風邪予防にも効果があるので、出来ればたくさん食べた方がいい食材です。
健康のためにも、臭いを気にせず、ホクホクで美味しいにんにくのホイル焼きを思う存分満喫しましょう。
参考記事:にんにくの再生栽培を成功させる4つのコツ!