6歳の男の子が言うこと聞かないと感じるのはどんな時ですか?
- 「宿題をやれ」と言ってもやらない
- 「寝なさい」と言っても寝ない
- 「片づけて」と言っても片づけない
みたいな所でしょうか。
「2歳のイヤイヤ期、終わったんじゃなかったの?」って思っちゃいますよね・・・
ちなみに、私の息子も6歳の時は、そりゃあ言うこと聞きませんでした。
結論から言うと、言うことを聞かなくなったということは、「心が大きく成長している証拠」です。
ここでは、6歳の男の子が言うことを聞かない理由と対応策について詳しくご紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
6歳の男の子が言うこと聞かない理由はなに?
6歳の男の子の場合、「反抗期」と名がつく時期ではなくても、「親の言うことを聞かない時期」があります。
それが、6~7歳。
ちょうど、小学校の義務教育が始まる次期ですね。
どうしてこの時期に言うことを聞かない子が増えるのか、理由を3つご紹介します。
1. 独り立ちしたい
一番大きな理由となるのが、「何でも1人でやりたい!」という気持ちが強くなることです。
例えば、今まで親と一緒に宿題をしていたけど、「1人でやる」と言って自分の部屋に行ってしまうみたいな・・・。
これは、6歳だと自分の意見をしっかりと言葉が表現できるようになるため、「自由にさせてほしい」という気持ちを、自分なりの言葉で表現しているのです。
2. ストレス
新しい小学校生活が始まると、いい意味でも悪い意味でも色々な友達がいます。
そんな「ちょっと強いな」と感じるくらいの刺激を味わうのが小学校1年生。
今までの幼稚園や保育園のような、ほんわかした環境とは違う場所に毎日1人で行って揉まれてくる訳ですから、ストレスもたまります。
しかも、今の小学生は1年生からずっと5時間授業・・・。
ずっと椅子に座って5時間授業は、慣れるまでストレスMAXで、その反動から親に反抗する子もいます。
3. 自分が正しいという思い込み
日常生活なら、自分1人でもある程度できてしまうようになるのが6歳。
だからこそ、「自分で何でもできる」「こうするのが正しい」という思い込みが生じます。
そのため、親が「宿題やって」と言っても、「後で自分1人で出来ちゃうからいいや」と思い、言うことをきかずに反抗する子も出てきます。
言うこと聞かない男の子の対応策
このように、色々な理由から言うことを聞かなくなる6歳はどう対応したらいいのでしょうか?
まず、一番やってはいけないことは、言うことを聞かないからと言って「見放す」ことです。
子供は、親に見放されたと感じると、更に強いストレスを感じてしまいます。
また、親子間に深い溝もできてしまうし、社会人生活を上手く生き抜けない子の原因にもなります。
そのため、子供を見放すことだけはやらないようにしましょう。
ストレスを受け入れて見守る
子供が小学校で抱えるストレスを大きな心で受け止めてあげてください。
子供は、小学校であった良いことも悪いことも、色々親に話してくれます。
この時に、「それは違うよ」と否定することなく、「そんなことがあったんだね。大変だったね」と一旦は全て受け止めてあげましょう。
6歳の子供は、自立したくても内心は不安で一杯なので、親がどんなことでも受け止めてくれると分かると、安心して穏やかな表情になります。
優しい言葉をかける
宿題をしてくれなかったりすると、「宿題やらないと、先生にめっちゃ怒られるよ」なんて脅しの1つも言いたくなりますが・・・これは逆効果です。
だって、6歳の子は宿題をやらなかったら先生がどんな対応をするのかくらい、親よりも分かっていますから。
子供はもう、色々なことを先回りした上で親に反抗していますからね。
そんな時には、「〇〇すると、嬉しいな」「大丈夫だよ」みたいな、優しい言葉を常にかけるように心がけてください。
すると、安心感で心が満たされて、素直に言うことを聞くようになります。
まとめ
6歳の男の子が言うこと聞かないのは、心が一回り大きく成長している証拠です。
何でも1人で出来るようになってくるので、ついつい親に反抗しちゃうんですよね。
親としたら、すごく腹立たしいですが、
- 独り立ちしたい気持ちが強くなってきている
- 子供はストレスを沢山抱えて小学校から帰ってくる
- 何でも自分でできることが増え始め、自分に自信をつけてきている
証拠です。
そのため、大きな心で子供の全てを受け止めてあげましょう。