新生活や転勤で、そろそろ引っ越しのことを考えないと!という方もいますよね。
特に転勤の引き継ぎなどで、いつにも増して忙しいサラリーマンにとっては頭の痛い問題。
引っ越しのための休みもないし、ハイシーズンで料金もバカにならない…。
少しでも節約したい、と荷造りを自分でする方も多いと思います。
今回はそんな「自分で荷造り派」の方に向けて、上手くいく段取りや気をつけること、少しでも節約する方法もご紹介します。
引っ越しの荷造りを自分でするときの段取りと気をつけること
引っ越しの荷造りで大切なのは、最初にざっくりした段取りといつ準備をするのかスケジュールを決めておくことです。
私は今まで8回引っ越しを経験しているので、この段取りの大切さを痛感しています。
なんとなく荷造りをすると当日に間に合わなくなって、引っ越し業者に追加料金を払って頼まなくてはならないことも!
3月に引っ越しを予定している人は今すぐ、以下の項目の段取りと時期だけでも決めておくといいですよ。
段取りが決まれば、あとはお休みの日に少しずつ進めましょう。
引っ越しの準備①不要品を処分する
荷物の梱包を始める前に、まず不要品を処分しましょう。
物が多いだけで梱包が大変になりますし、荷物が多いと引っ越し料金が高くなってしまいます。
断捨離では、「半年〜1年使っていないモノ」「今シーズン一度も袖を通さなかった服」「積読になっている本」などは処分する、とされています。
同じ種類の物が何個もある場合も、必要な分だけに数を減らします。
これらのルールを必ず守れというわけではありませんが、自分の中で基準を作って思い切って処分してみてください。
引っ越しの準備②部屋単位で使用していないものから梱包する
不要品が処分できたら、普段あまり使わないものから段ボールに詰めていきます。
ポイントは、部屋ごとに箱詰めする、ということ。
新居に移ったら、荷ほどきして片付けていかなければなりません。
その時に別の場所で使う物が同じ段ボールに入っていると、まず仕分けからしなくてはならず時間がかかります。
場所ごとにまとまっていれば、よりスムーズに片付けできるんですね。
段ボールには場所の名前(寝室、キッチンなど)と、中身を細かめに書いておくことをおすすめします。
引っ越しの準備③新居ですぐ使う日用品は1つの段ボールに
新居に移ってすぐに使う物は、引っ越し当日にひとつにまとめましょう。
見つからないとその日の夜から困りますし、疲れているので探す気力も残っていなかったりします。
貴重品、歯ブラシなどの洗面グッズ、次の日着る服、などはもちろんですが、以外に見落としがちなのがカーテン。
3月、4月の夜は冷え込みますし、外から丸見えは避けたいですよね。
もし新居の窓が今までより増えたりサイズが大きくなるのであれば、引っ越し前に調達しておきましょう。
引っ越し前後で困らない!梱包のコツ
次は梱包の際のちょっとしたコツをご紹介します。
小さな工夫ですが、引っ越しがスムーズになりますよ。
梱包のコツ①段ボールの底はガムテープを十字で強度アップ
段ボールの底面にガムテープを貼る時、フタが合わさる部分と底に十字になるようにもう1本貼ると強度が上がります。
底面に収まるように貼るのではなく、横の側面にまでしっかり伸ばして貼ることがコツ。
よく合わせ目1本と端っこ2本の「H型」に貼っているのを見かけますが、あまり強度に変化はないのだそうです。
ガムテープは布タイプではなくクラフトタイプを選ぶと、引っ越し後潰す時にカッターやボールペンで切りやすく便利です。
梱包のコツ②重いものは小さい箱に、軽いものと組み合わせて入れる
重い物はあまり1つの段ボールに入れすぎないよう気をつけましょう。
本や食器はついついたくさん詰めたくなりますし、洋服も箱が大きいとかなりの重さになります。
そんな重さのある物は、軽い物と組み合わせて入れましょう。
例えば本+洋服、食器+タオル、のように入れれば、緩衝材代わりになり重さも減らせます。
梱包する時は場所ごとがおすすめ、と言いましたが、場合によっては組み合わせ技を試してみてください。
梱包のコツ③組み立て家具は分解する
組み立て式の家具はできる限り分解しておきましょう。
大きな家具はそれだけで場所をとるので、引っ越しトラックのサイズがアップする要因になります。
買った時に組み立てた家具であれば、可能な限り分解しておきましょう。
ネジなどの小さいパーツの紛失にはご注意を!
また、今後も転勤での引っ越しがあるとわかっている人なら、新しく買う家具は分解できる物を選ぶのも1つアイデアですね。
引っ越し費用を抑える方法
最後に引っ越し費用をできる限り抑えたい!という方に向けて、最近の便利なサービスもご紹介します。
不要品を送るだけの買取サービス
不要品を処分する時に捨ててもいいのですが、売れる物があれば少しでもお金に変えたいですよね。
そんな時に便利なのが、不要品を箱に詰めて送るだけで業者の方で査定・買取してくれるサービス。
メルカリやヤフオクなどは、採寸などの手間があり、いつ売れるかもわかりません。
かといってリサイクルショップに持ち込むのは、量が多いと運べませんよね。
引っ越しの時間のない時は、送るだけで査定などもすべてしてくれる業者に頼むのがおすすめです。
本・CD・DVD・・・【公式】ブックオフのネット宅配買取サービス
ブランド・・・【リサイクルティファナ】楽器・・・楽器の買取なら【タカミツ楽器】
おもちゃ・・・おもちゃ買取トイズキング
楽天買取・・・不用品を売るなら楽天買取
引っ越しと同時に不要品の買い取りをしてくれるサービス
トレジャーファクトリーという会社に頼むと、引っ越しと不要品の買取が一度に終わってしまいます。
事前の引っ越し見積もりの際に買取希望品も見積もりしてもらえば、引っ越し当日の運び出しの際に買取をしてくれるサービス。
買取料金はそのまま引っ越し料金から値引きされるので、手間なくお得なのだとか!
全国各地の引っ越し業者と提携していますが、対応していない都道府県や地域もあります。
事前にサイトで確認してください。
まとめ
いかがでしたか。
料金の高い春の引っ越しは、少しでも節約したいもの。
節約のため自分で荷造りする時には、段取りと時期を最初に決めて進めましょう。
不要品を処分してからスタートすると、荷物の量が減らせます。
また、新居ですぐ使う物やカーテンは一つにまとめて、最低限の生活はできるようにしておくといいですよ。
忙しいと計画的に進まないものなので、余裕を持って取り掛かってみてくださいね。