クローゼットに大切にしまっていたブランドバッグ。
久しぶりに使おうと出してみたらバッグの内側にポツポツとカビが…という経験はありませんか?
お気に入りのバッグにカビが生えてしまった時のショックははかり知れません。
今回はバッグの内側にカビが生えてしまった時の対処法について紹介しますね♪
また、カビは見えないけどバッグの中がなんとなくカビ臭いような気がする…というときにどうしたらいいのかもあわせてご紹介します!
ブランドバッグの内側のカビを自宅で落とす方法
ブランドバッグの内側がカビてしまった場合の対処法は3つあります。
① 天日干し
内側のカビの量がそれほど多くない場合は天日干しをするだけでも効果があります。
まずはかたく絞った濡れタオル等で内側に生えたカビをふき取ります。
そのあとバッグの口を開いた状態で干しましょう。
濡れタオルを使って拭いただけではバッグに残った水分が新たなカビの栄養分となってしまいますので必ずしっかり乾かすようにしてください。
太陽光に含まれる紫外線に殺菌効果がありますので、10時から14時ごろに干すのがおすすめです。
ただし長い時間日光に当てるとバッグが傷んでしまう可能性がありますので、しっかり乾いたらすぐに取り込むか風通しのいい日陰に干すようにしてくださいね。
② 重曹水でふき取る
水で濡らしたタオルだけではカビが取り切れなかった場合は重曹水を使ってカビをふき取ります。
まずは水100mlに対して小さじ1の重曹を溶かし、重曹水を作ります。
それをスプレー容器などに入れてカビの部分に吹きかけ、タオルなどでふき取ります。
拭いた後に重曹のあとが白く残るようなら同じ濃度で作ったクエン酸水でふき取ります。
③ 消毒用のエタノールでふき取る
上記の2つでもカビが取れなければ消毒用のエタノールを使って拭きとってみましょう。
ただしエタノールは刺激がとても強いので、ブランドバッグの素材によっては変色や変質を起こす可能性があります。
エタノールを使用するときには必ず目立たない部分でテストをして、問題がなければ使うようにしてくださいね。
原液では刺激が強すぎる場合は80%ぐらいに薄めて使ってみてください。
使い方はエタノールをしみこませた布でカビ部分をたたくように拭くだけです。
縫い目やポケットなどの細かい部分は綿棒を使うといいですよ。
重曹水やエタノールを使って拭いた後も必ず天日干しをして余分な水分を乾かすようにしましょう。
天日干しのあとは革製品用の保湿クリームを塗るのをお忘れなく^^
この3つの方法を試してもカビが落ちなかった場合、内側も革製のバッグであれば革製品のカビ取り用クリーナーも販売されていますのでそちらを試してみるのもいいかもしれません。
革バッグがかび臭い時のニオイの取り方
しばらく使ってなかったブランドバッグの中がカビ臭いと、そのまま荷物を入れるのはためらわれますよね。
そんな時はいらなくなったストッキングや100円ショップで売っているお茶パックなどに重曹を入れ、革バッグの中に入れておきましょう。
その時重曹に抗真菌作用のあるアロマオイルを1,2滴混ぜておけば、防カビ対策になるうえにほんのりいい香りがして一石二鳥です。
抗真菌作用があるといわれているアロマオイルはラベンダー、ティーツリー、レモングラスなど何種類かありますのでお好みの香りを探してみてください。
重曹以外には緑茶の茶葉やコーヒーにも消臭作用があるといわれています。
しっかり乾燥させてから同じようにストッキング等に入れてみてください。
まとめ
大切にしてきたブランドバッグの中にカビを見つけたときはショックですが、自分でも落とす方法があるとわかれば少しは救われますよね。
ただ、せっかくこの方法でカビを落としても同じように保管していたら次もまたカビが生えてしまうかもしれません。
もう悲しい思いをしなくてすむように、使ったバッグはしっかりと乾燥させてから風通しのいい場所に保管しておくか、しまいっぱなしにしないでたまに出して風に当てるようにしてみてくださいね。