以前、文章を書いる時にふと気になったことがありました。
「!」感嘆符、「?」疑問符を2つ並べた場合
「!?」と「?!」に違いはあるのかな。
みなさんも気になったことがありませんか?
「!?」はよく見かけたり、使うこともよくありますよね。
でも、「?!」はあまり見ないように感じます。
少なくとも、私は使ったことがありません。
それはどうしてなのでしょうか?
そんな疑問を解消するために、
「!?」と「?!」
それぞれをどのように使い分けるのか説明します。
そして、それぞれにどんな意味があるかといったことを分かりやすくご紹介いたします!
はてなマークとびっくりマークを続ける時どちらが先?(!?と?!)
!?←これってどうやって読みますか?
実は私、「びっくりはてな」って勝手に読んでいたのです。
お恥ずかしい話です。
なんと正式な読み方があるのです。「感嘆符 疑問符」です、そのままですね。
ちなみに印刷業界などでは「ダブルだれ」と呼ぶそうです。
「!」を雨だれ、「?」を耳だれと呼ぶことに由来します。
雨と耳じゃなくて「だれ」の方をとったんですね!
じゃあ
?!←これはなんと読むでしょう。
もうお分かりですよね。「疑問符感嘆符」です。
読み方は分かりました。
では、それぞれの違いはいったい何でしょうか。
【!?と?!】の違いは?
実は明確な違いはないようです。
調べてみても、はっきりとした定義は見当たりませんでした。
どちらを先にするかは、
- 驚きや興奮などの感情を強調するなら「!」
- 疑問に感じる感情を強調するなら「?」
といった感じで使い分けるという考え方もあります。
どちらの意味合いを強めたいかということでしょう。
例えばこんな文章で見てみましょう。
- A「いや~、実は宝くじで3億円当選しちゃってさ~」
- B「え~!嘘でしょう!?」
この場合だと、Bが「本当かな?」と疑問に感じているよりは
「3億当選ってすごい!」と驚きの気持ちの方がより強いように感じませんか?
いきなり何言いだすんだよ!という驚きにも感じますね。
- A「いや~、実は宝くじで3億円当選しちゃってさ~」
- B「え~!嘘でしょう?!」
この場合はどうでしょう。
Bは「またまた、どうせ冗談でしょう?」と疑っている方が強いように感じ取れます。
微妙じゃない?!
と感じる方もいるでしょう。
感情を文章で表現した場合、
こまかいニュアンスを「!?」と「?!」で伝わるようにしていると言えます。
とは言っても、
正直なところ、「!?」の方が
使う機会、見る機会ともにかなり高いと思いませんか?
本でも記事でも
「?!」はあまり見かけないですよね?
それもそのはず、日本では「!?」を使うことが主流だそうです。
そういわれると、思い当たる節があります。
スマホの文字入力です。
「!」と打つと、「!?」の予測変換が出てきます。
絵文字もちゃんとあります。
「?」と打っても「?!」の予測変換も絵文字も出てきません。
ここまでくると「?!」の存在って・・・
と思わず考えてしまします。
なんと、アメリカでは「?!」を使うのが主流なのです!
「!」びっくりマークと「?」はてなマーク
どちらを先につけたらいいんだろうな~とお悩みの方は、
「!」びっくりと「?」はてなの割合で考えてみると良いでしょう。
感嘆符と疑問符、それぞれの意味は?
今更という感じもしますが、
感嘆符「!」と疑問符「?」の意味をご紹介します。
辞書によると
感嘆符…感動・興奮・強調・驚きの感情などを表す「!」の符号。主に文末に用いる。
元来は欧文の記述記号。俗にびっくりマークともいう。疑問符…疑問を表す「?」の符号。疑問文の終わりに用いる。クエスチョンマーク。インタロゲーションマーク。俗に、はてなマークともいう。
起源がラテン語という説があるそうです。
日本で使われるようになったのは、明治20年頃からだと言われています。
昭和より以前からすでに使われていたとは意外です。
契約書や約款など、正式なきちんとした文章に使われる符号ではありませんが、メール、本や漫画などでよく見かけるので、とても親しみ深い符号ですよね!
「。」で終わらせるには味気ないとき、
感動している様子をより分かりやすく表現したり、疑問文ではより注目を引くようにするために欠かせない符号でもあります。
まとめと感想
結論は、「!」と「?」の順番に決まりはありません。
どちらが先でもOKです。
自分で文章を書いていて、どちらのニュアンスをより強くしたいのかそれ次第です。
「えっ!?」と「えっ?!」だと、やっぱり言っている人の気持ちが違うだろうなと感じませんか?
- 驚きが先だというなら「!?」
- 驚きよりまず疑問だというなら「?!」
実際に両方を当てはめてみて、どちらがしっくりくるか考えてみるのも良いでしょう。
自分の感性で決めて大丈夫です!