各野菜の再生栽培についてまとめています。
キャベツや豆苗の再生栽培ができるなら、人参ももう一度再生できるんじゃない!?
って思いませんか?
私、よく人参ジュースを作って飲むので無農薬の人参を作れたらと思ってやってみたことがあります。
しかし、残念ながら人参の再生栽培は失敗に終わりました。
ほとんどが水耕栽培の段階で没になってしまいました。
また、うまくいって根を出して土に植え替えることができた時もありましたが、人参の可食部はとても食べられる形にはなりませんでした。
立派な葉は ついたのですが。。。
そこで、にんじんは再生栽培できるのか?大きな葉はどのような使い方があるのかを、しっかり調査してまとめましたので、参考にしてください(*^-^*)
人参は再生栽培してもう一度食べられる?
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残念ながら、人参は再生栽培がほとんどが失敗します。
よくある再生栽培の方法としては、
- 「水につけて根を出す」
- 「土に植え替える」
- 「収穫」
の順番で行うことが多いのですが、そうすると次の2つのどちらかの結果になります。
人参を再生栽培すると・・・
- 水耕栽培中に人参の可食部が空洞になって腐る
- 収穫してみると少し人参ができているが、とても食べられる形ではない
うーん、どっちも残念な結果に終わるということですね・・・
人参の可食部が再生しないのはなぜ?
どうして人参は再生栽培が難しいのでしょうか?
その理由は、人参が再生する時に「葉がほとんど栄養を吸収してしまうから」です。
水耕栽培中に可食部の中央が空洞になるのも、土に植え替えた後のにんじんが食べられる形になっていないのも、全部、葉が可食部の栄養を取ってしまうことが原因です。
ちなみに、人参の再生栽培が順調に進み、土までの植え替えが成功すると、下記のような人参ができあがります。
栄養豊富な人参の葉を食べる!
人参の再生栽培は、赤い部分は再生が難しくても、葉はかなり大きく再生するのが特徴です。
さすが、可食部を空洞にしちゃうくらいに栄養を吸収するので、立派な葉がわんさか出てきます。
実は、人参の葉はかなり栄養豊富なんです。
鉄・葉酸・カロテン・ビタミンK・ビタミンEなどなど、栄養素が詰まっているので捨てるのが勿体ない部分。
だから、人参は再生栽培で葉を食べましょう。
葉はパセリ代わりになる
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人参の葉のおすすめ調理方法として、乾燥パセリのように人参の葉を粉々にしてしまう方法があります。
調理方法はとっても簡単ですよ!
キッチンペーパーの上に、洗って水けをふいた人参の葉を置き、レンジで温めるだけです。
大体、2分くらいでできます!
パセリだと、独特の香りがあって嫌う人もいますが、人参の葉は匂いがほとんどないので「スープの上に乗ってるパセリが大嫌い!」という人でも食べられるはずです。
にんじん栽培セットで楽しく育てる
もしも、自分の手で初めから人参を栽培したい時には、栽培セットを購入してみてはいかがでしょうか?
通販サイトで手軽に買えますし、必要なセットが全て揃っていたり、鉢ごと土にかえるポットなど色々あります。
栽培キッドのメリットは、自分で栽培するために買い揃えるものがほとんどないこと。
できるだけ、購入者が失敗しないような状態で届けられます。
だから、野菜作り初心者の方でも十分できますし、子供と一緒に楽しく育てることだってできます。
その他、ネギ・キャベツ・しめじ・ブロッコリー・レタス・玉ねぎ・にんにく・アボガド・チンゲンサイ・かぶ・人参など野菜の再生方法をまとめています。
人参の再生栽培のまとめ
人参の再生栽培は、可食部は難しいですが葉はもう一度立派に再生させることができます。
どうして赤い可食部は再生できないのかというと、再生栽培している段階で葉が可食部の栄養をほとんど吸収してしまうからです。
そのため、人参の再生栽培をする時には、葉を食べたり観賞用とすることをおすすめします。
そして、自分で育ててみたいという時には、栽培キッドを利用して栽培に挑戦してみると、失敗も少なくおいしい人参を収穫することができますよ!